『ファルコン&ウィンターソルジャー』脚本家、スティーブ・ロジャースの生死は聞かされず ー プロデューサーは謎のコメントも

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『ファルコン&ウィンターソルジャー』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後のサム・ウィルソンとバッキーの活躍を描いた作品となっているが、年老いたスティーブ・ロジャースが再登場することは無かった。

その理由については明かされていないが、劇中での市民は月での任務のためにスティーブ・ロジャースは姿を現すことができないと噂されていた。実際のところどうなってしまったのかはサムやバッキーからも話されず、最終話を迎えたいまでも謎めいたままだ。

そんなスティーブ・ロジャースの行方がわかならいといった設定について、今作の脚本家がコメントしている。

プロデューサー「スティーブは去った」

『ファルコン&ウィンターソルジャー』の脚本家であるマルコム・スペルマン氏は、今作においてスティーブ・ロジャースが登場しなかった理由について明らかにした。

THE FALCON AND THE WINTER SOLDIER WRITER HAS BAD NEWS FOR STEVE ROGERS FANS

マーベルはスティーブに何が起こったのかを教えてくれなかった。なので好きなように書くことができました。』

マーベル・スタジオが脚本家にスティーブ・ロジャースの行方を話さなかった理由はわからないが、そのためにスペルマン氏は月に行ったと突拍子もない設定を入れたのだと語った。
スペルマン氏はほかのコメントのなかでもドラマのなかでスティーブ・ロジャースを登場させるための話し合いがあったことは認めているが、その内容についてはコメントを控えた。

一方で今作のプロデューサーであるネイト・ムーア氏は、Disney+ (ディズニープラス)で配信されているメイキング番組『マーベル・スタジオ:アンサンブルド』のなかで、意味深なコメントをしている。

『バッキーとスティーブの関係はとても劇的で哀愁に満ちています。今考えればこれまでバッキーのことを信じていたいのはスティーブだけでした。さて、そのスティーブ・ロジャースは去ってしまった。ドラマの中でバッキーは動揺せずに目的を探しています。』

この”去ってしまった”という言葉は気になるところだ。英語では「gone」と表されているが、この言葉には様々な意味を推察することができる。
「亡くなった」という意味や、単純に表舞台から去った、前線を退いたなど様々なことが考えられるだろう。

いずれにしてもスティーブ・ロジャースは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後にバッキーやサムたちの前から去っていったことをプロデューサーは示唆しているのだ。

このようにマーベル・スタジオはドラマのクリエイターたちにも明かさないスティーブ・ロジャースの行方を隠していると思われる行動をしている。
隠すという行為は逆になにかがあることを証明してしまうことにもなりえるが、先日のニュースではクリス・エヴァンスが再びスティーブ・ロジャースを演じる作品の製作が行われるとの情報もあった。

果たして今後のキャプテンアメリカに関わるプロジェクトはどのように進んでいくのだろうか?新しい情報には注目していこう。
『ファルコン&ウィンターソルジャー』はDisney+ (ディズニープラス)で独占配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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