トム・ホランド、『シビル・ウォー』出演シーンカットを阻止したRDJに感謝 ー 「本当にすごいこと」

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トム・ホランドが演じるピーター・パーカー/スパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にてMCU初登場を果たしており、劇中ではトニー・スターク/アイアンマンが自陣のヒーローのひとりとしてスカウトするシーンが印象的だった。

最近トム・ホランドは海外メディアのインタビューにて、トニーを演じたロバート・ダウニーJr.との思い出について振り返り、自身の出演シーンのカットをRDJが防いでくれていたことを明らかにした。

彼にはとても感謝しています。私がスクリーンテストを受けたとき、セリフは8ページありました。とても長いシーンでした。そしてテストはうまくいきました。エージェントからはセリフを正確に覚えるように言われてましたが、彼との最初のテイクでは、彼はすべてを即興で変え始めたんだ。(中略)僕はただ彼のリードに従いながら、即興でやった。オーディションが終わって、僕はうまくできたと思った。とてもうまくいったよ。”

オーディションの際に8ページに及ぶシーンのテストを行ったことを振り返ったトムだが、実際に撮影に参加した際は、2ページ分へと大きくカットされていたことを明らかにした。

”仕事が決まった後、現場に着くと、僕のシーンはオーディションの時よりも大幅にカットされ、2ページくらいになっていました。ダウニーが「あの子のセリフはどこにいったんだ?」と声を大にして言いました。彼は「君はこのシーンを撮影したいだろう。オーディションのものを全部撮ろう。カットすることはいつでもできるが、君はこのシーンを残したいはずだ」と言ったんだ。”

おそらくトニーがピーターをスカウトするシーンだと思われるが、確かに映画の中でもこのシーンは長めなものではあった。

トムのコメントではオーディションでやったものと同じ内容を撮影したようで、RDJのおかげでこのシーンはカットされずに全部使われたことを明かしている。

『シビル・ウォー』は上映時間も長めで、さらにスパイダーマンが登場することはかなりギリギリに決まったと言われており、いくつものシーンがカットされてしまったと推測されるが、今回のようなシーンが残ったことはRDJが若手俳優にチャンスを与えることをどれほど重要視しているかがわかるエピソードにもなっている。

トムはこの経験を踏まえて、自身もRDJと同じことを若手俳優にしてあげたいと話した。

”いつかそれをやってみたい。もし運良くマイルス・モラレスがMCUに登場することができたら、ダウニーが私にしてくれたことを若い俳優のためにやりたい

劇中ではトニーはピーターのメンター的な立場だったが、リアルの二人も師弟関係のような絆があることがわかるエピソードだった。

スパイダーマンが初登場する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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