『キャプテン・アメリカ4』監督、リヴ・タイラーのMCU復帰を振り返る ー 「素晴らしい人だった」

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※この記事には『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの新作映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、実質的に『インクレディブル・ハルク』の続編とも言える物語となっており、サディアス・ロスをはじめ、長年行方不明だったサミュエル・スターンズも本作の黒幕として再登場している。

特に注目を集めたのが、リヴ・タイラー演じるベティ・ロスの再登場だ。実に17年ぶりの復帰ということで、MCU初期からのファンにとっては嬉しいサプライズとなった。

このリヴ・タイラーのMCU復帰について、ジュリアス・オナー監督海外メディアのインタビューでその経緯を明かしている。

”彼女は演技からは少し距離を置いていて、自分の人生の他のことに集中していましたが、彼女は本当に素晴らしい人でした。私はZoomで彼女と会い、この映画が感情的にもテーマ的にも何を達成しようとしているのか、そしてなぜ彼らの時間と才能を費やす価値があると思うのかなどについて、とても正直に話し合いました。幸運なことに、彼女は反応してくれました

また、リヴ・タイラーに連絡を取ったのは映画の初期段階である2023年初頭頃であり、スケジュール変更や予期せぬ事態にも対応できるよう、早めに行動したと語っている。

本作でのベティ・ロスは、サディアス・ロスとの間に深い溝を抱えた親子関係が描かれている。サディアスは米国大統領になったことで変わった自分を娘に見せたいと努力するが、レッドハルクに変身する直前、ベティと電話をして「昔のように桜並木を散歩しよう」と約束を交わし、ようやく和解に至るシーンが印象的だ。

しかし、ロスはホワイトハウス破壊などの罪により大統領を辞職し、ラフト刑務所に自ら収監されることを選んだ。終盤では、監獄越しにベティと再会する親子のシーンが描かれ、短いながらも心に残る場面となっている。

一部では、別のシーンの撮影現場でリヴ・タイラーの姿が目撃されており、このシーンが本編に含まれなかった理由についても議論がされている。再撮影などの影響で変更された可能性が高いだろう。

今後もMCU作品にベティ・ロスが登場するかは不明だが、製作がウワサされている『ワールドウォー・ハルク』など、ハルク関連の作品での再登場にも期待したい。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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