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DCスタジオは現在、新たなシェアード・ユニバースであるDCUシリーズの展開を進めており、2025年7月にはその第一弾となる劇場公開作品『スーパーマン』が予定されている。また、DCUシリーズにおけるオリジナルのバットマン映画として『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の製作も予定されている。
一方、2022年に公開されたマット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』は、DCUシリーズから独立した世界観で展開しており、現在2つのユニバースで2つのバットマン映画が同時進行している状況だ。
海外メディアの以前の報道によれば、ワーナー・ブラザースの幹部は『ザ・バットマン』をDCUシリーズに組み込むことを検討しており、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督も話し合いが行われたことを認めている。
この件についてリーヴス監督は海外メディアのインタビューで次のように語った。
このコメントから、リーヴス監督にとって最優先事項は、自身が描きたいストーリーを実現することであることがわかる。その条件が満たされるならば、将来的にDCUシリーズとの融合も選択肢として排除していないようにうかがえる。
ただし、ロバート・パティンソン演じるブルース・ウェイン/バットマンがDCUに加入する可能性についての質問には、「分からない。どうなるか見守るしかない」と答えており、慎重な姿勢を示している。
一方で、海外スクーパーによると、リーヴス監督は『ザ・バットマン』のDCU導入には否定的であるとされていた。しかし今回のコメントからは、その可能性を完全に否定しているわけではないことがうかがえる。
現状では、2つのバットマン映画がそれぞれ独立して進行する予定だ。『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』について、監督のアンディ・ムスキエティ氏は「延期状態にある」とコメントしており、製作が遅れていることを示唆している。公開日については依然として明らかにされていないが、ジェームズ・ガン監督が納得のいく脚本が仕上がるのを待っていると思われる。
『ザ・バットマン』シリーズとDCUシリーズがどのような関係性を築いていくのか、今後の動向に注目したい。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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