『ザ・バットマン』DCU入り、ジェームズ・ガンが話し合いを認める ー 『ランタンズ』制作は”あの俳優”にも報告

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DCコミックスを原作とする映画『ザ・バットマン』は、以前にシェアード・ユニバースであるDCUシリーズへの参入が検討されていることが海外メディアで報じられた。

元々『ザ・バットマン』は独立した世界観で展開しており、スピンオフドラマ『ペンギン』や続編『ザ・バットマン PARTⅡ』を通じてさらなる世界観の拡大が進められている。

一方、DCUでは別のバットマン映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』が制作予定であり、ブルース・ウェインの息子でロビンでもあるダミアンとの物語に焦点を当てる内容であるため、『ザ・バットマン』とは大きく異なる方向性で差別化されている。

それでもファンに混乱を招く可能性が高いため、既に高い支持を得ている『ザ・バットマン』をDCU入りさせたほうが合理的だとする意見も一理ある。

この点について、DCスタジオの共同代表であるジェームズ・ガン監督は、海外メディアのインタビューで実際に『ザ・バットマン』のDCU入りの検討が行われたことを認め、あらゆる可能性を考慮していると語った。

”ええ、考えました。あらゆることを考え、あらゆることについて話しています。私はDCUの物語とエルスワールド(別世界)の物語の両方を描くことに専念しています。スーパーマンでまったく違う物語を語れるようにしたいですし、『スーパーマン: レッド・サン』(コミック)の物語を語れるようにしたいです。これらのキャラクターをさまざまな方法で扱えるようにしたいのです。”

ガン監督はさらに、マーベル・コミックに比べてDCにはエルスワールドの作品が多く、これがDCの魅力の一つであるともコメントしている。

結果的に『ザ・バットマン』がDCU入りするかについては結論が出ていないが、『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の制作が大きく難航しない限り、その可能性は低いと考えられる。

また、ガン監督はインタビューでドラマ『ランタンズ』にも触れ、制作が決まった際に映画『グリーン・ランタン』で主演を務めたライアン・レイノルズと話をしたことを明かした。

”仕事が決まった後、最初に話した人の一人がライアン・レイノルズだった。(冗談で)『戻ってくる?』って聞いたら、『さっさと出て行け』って言われた。ウソだよ!彼が本当にそんなことを言うはずがない。”

『ランタンズ』の物語については、もし現実世界にグリーン・ランタンが存在したらどうなるかというリアル路線のコンセプトに基づき、地に足のついた内容になると語っている。

さらに、インタビューではドラマ『ブースター・ゴールド』についても言及したが、いまだ納得のいく脚本が上がってきていないと述べた。

加えて、ガン監督は自身が手掛けた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でドラックスを演じたデイヴ・バウティスタについても触れ、彼が過去にヴィランのベインを演じたいと考えていたことを明かした。しかし、デイヴはプロレスラー時代に比べて現在はスリムな体型となり、現在は別の役を志望しているのではないかと推測している。

DCコミックスの映像作品は、同時並行で様々な制作が進められている。今後どのような展開が待ち受けているのか、引き続き注目していこう。

ゆとぴ

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