『バットマン&ロビン』 キャスト、映画の失敗に言及 ー 「嫌われていると感じた」

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1997年に公開された『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は、いまなお評価が割れる一作だが、作品に関して関係者が語る場面はそうこまで多くはない。

今回、ロビン役のクリス・オドネルとバットガール役のアリシア・シルヴァーストーンが当時をエンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューで回想し、公開直後の厳しい反応や撮影当時の混乱について率直に語っている。

公開時の受け止めについて、オドネルは次のように述べている。

気づいたら反応がどんどん逆方向に進んでいた。公開当時は「とにかく嫌われている」という感覚があった。映画の宣伝をしたいだけなのにね。ある時ジョエル・シューマカー監督が白旗を上げて「もう無理だ、やめる」と言ったのを覚えているよ。彼は本当に打ちひしがれて、落ち込んでいた。”

それでもオドネルは経験自体を前向きに受け止めている。

”この経験を消化するのは大変だったが、作品に参加できたのは幸運だったし、楽しかった。うまくいく時もあれば、そうでない時もある。”

シルヴァーストーンも、当時の困難とその後の見え方の変化に触れている。

”公開時はあまり好かれていないと感じた。でも後になって「この映画がいちばん好き」と言われることがある。特に友人の中には「とてもキャンプっぽい映画だ」と言う人もいる。”

ちなみに劇中での衣装についても明かしており、着ること自体にもエネルギーを使い、トイレにも行くことはできなかったと明かしている。

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は公開から年月を経て、いまは当時独特の「色調やスタイルを楽しむ」という新たな楽しみ方もも広がっている。

賛否を含めて語り継がれる一本であることは確かだが、キャストの回想は、当時を知らない世代にとっても作品を見直す入口になりそうだ。

ちなみに本作でバットマンを演じたジョージ・クルーニーは2023年のDCEU映画『ザ・フラッシュ』でブルース・ウェイン役を再演している。

この映画だけテイストが全然違うからね

ゆとぴ

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