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ワーナー、パラマウント買収案を正式検討 ー ネトフリ買収に暗雲?

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ワーナー作品を追っている映画ファンにとっても、今回の動きは見逃せない話題である。

DCコミックス作品や『ハリー・ポッター』関連を抱えるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)をめぐり、既存のNetflixとの取引に加えて、パラマウント・スカイダンス側の買収案があらためて大きく前進したためだ。海外メディアでも、WBDがパラマウント側の条件強化案を正式に検討していると伝えられている。

WBDのIRページで2026年2月24日付で出た発表によると、取締役会はパラマウント・スカイダンスの改訂提案について、「Company Superior Proposal(より優れた提案)につながる可能性が合理的に見込める」と判断した。これは最終決定ではないが、単なる観測ではなく、取締役会が正式に次の協議段階へ進める水準に入ったことを意味する。

今回の改訂提案では、WBD株1株あたり31ドルの現金提示に加え、2026年9月30日以降に成立が遅れた場合の0.25ドル(四半期ごと)の追加条件、規制上の理由で不成立となった場合の70億ドルの解約金、さらにWBDがNetflixとの契約を解消する際に必要となる28億ドルの負担など、条件面が強化されている。

WBD側は一方で、現時点ではNetflixとの合併案より優れていると最終判断したわけではなく、Netflixとの契約は引き続き有効で、取締役会の推奨も維持すると説明している。

つまり現状は、「ネトフリ買収が白紙になった」段階ではないが、優先交渉の空気が揺らぎ始めた局面である。Reutersによれば、WBDが将来的にパラマウント案を正式に“より優れた提案”と判断した場合、Netflixには4営業日以内に条件を見直す機会が与えられる。

買い手2社が狙っている資産の範囲も同一ではなく、パラマウント側は会社全体、Netflix側はスタジオ・配信事業などを中心に見ているため、単純な金額比較だけでは決まりにくい構図でもある。

Netflix案をめぐる株主投票が2026年3月20日に予定されていることも伝えており、今後はその日程に向けて交渉や条件の上積みが続く可能性があるとしている。作品単体の発表ではないものの、ワーナーの映画・ドラマIPの行方に直結する企業再編の話であるだけに、今後の正式発表は映画ファンにとっても大きな注目点となる。

おっと潮目が変わった

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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