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映画『スーパーマン』を成功させたDCスタジオは、シェアード・ユニバース「DCU」をさらに拡大するため、多くの新作を準備している。
2023年には「チャプター1:神々と怪物たち」と題された作品群が発表されたが、『クレイフェイス』のように当初のラインナップには含まれていなかった作品も現在進行中だ。
『スーパーマン』のヒットを受けて続編の計画が進められているという報道もあり、さらに新たなDCU版『ワンダーウーマン』の脚本を執筆していることをDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督が明らかにしている。
一方、海外スクーパーの報道によると、DCスタジオは2027年に「DCコミックスのビッグ3」の単独作品を公開することを計画しているというのだ。
つまり『スーパーマン』の続編、新『ワンダーウーマン』、そして『ザ・バットマン PARTⅡ』がその枠に入るとされている。ただし『ザ・バットマン』はDCUとは別枠の作品であるため、DC映画全体のブランドを広げる施策の一環だと考えられる。
もっとも『ザ・バットマン PARTⅡ』以外は脚本段階に至っていない可能性が高く、2027年公開というスケジュールは現実的に厳しいだろう。ガン監督も「スーパーマンが登場する映画を準備している」と語ってはいるが、それが直接的な続編ではないことも示唆している。
確かに1年でDCのビッグ3を揃えて公開する構想は魅力的だが、無理に進めて作品の質を落としてしまっては本末転倒であり、むしろブランドの信頼を損ねかねない。ガン監督は以前から「脚本至上主義」を掲げているため、マーケティングのために質を犠牲にすることはないはずだ。
さらにDCUでは別のバットマン映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の制作も予定されており、本来であればこの作品と組み合わせて公開する方がファンの混乱を避けられるだろう。
いずれにしても、マーケティングありきで制作を急ぐとは考えにくい。2027年のDCU作品が最終的にどうなるのか、今後の発表に注目していきたい。

かなり無理しないと難しそうですね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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