【ウワサ】ジェームズ・ガン、『ザ・バットマン』をDCUに導入希望もマット・リーヴスが拒否?

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DCスタジオが新たに立ち上げるシェアード・ユニバース「DCUシリーズ」は、劇場公開作品第1弾となる『スーパーマン』の予告編が世界中で注目を集めている。YouTube上では公開から数日で3,000万回以上の再生を記録し、大きな話題を呼んでいる。

注目度の高いDCUシリーズだが、今後のラインナップとしてバットマンの映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』が製作予定だ。監督には『ザ・フラッシュ』を手掛けたアンディ・ムスキエティ監督が決定しているものの、キャスティングや公開日などの詳細はまだ発表されていない。

DCU版のバットマンがどのように描かれるのか期待が高まる中、海外メディアの新情報によると、DCスタジオの共同代表であるジェームズ・ガン監督が、『ザ・バットマン』をDCUシリーズに統合することを希望しているという。一方で、『ザ・バットマン』を手掛けたマット・リーヴス監督は、この提案に難色を示していると報じられている。

『ザ・バットマン』は、DCEUとは異なる独立した世界を舞台にした作品として公開され、現在続編『ザ・バットマン PARTⅡ』の製作が進行中だ。この作品はシェアード・ユニバースを前提としておらず、リーヴス監督としてもDCUへの統合が自身の描きたい物語と相反する可能性を懸念していると考えられる。

とはいえ、『ザ・バットマン』は現在、映画1作とスピンオフドラマ『ザ・ペンギン』が配信されているだけであり、舞台が基本的にゴッサム・シティのみであることから、DCUの他の作品とつなげる余地は設定上存在する。しかし、物語のトーンやリーヴス監督のクリエイティブな方向性との整合性を考慮すると、簡単に統合するのは難しいだろう。

ジェームズ・ガン監督は過去に、『ザ・バットマン』のDCU統合について議論したことを認めているが、その結論はまだ明らかにされていない。また、ワーナー・ブラザース側は、2つのシリーズが並行して存在し、2人のバットマンが描かれる状況を避けたい意図があるようだが、ガン監督がこの方針を受け入れているかどうかは不透明だ。

なお、『ザ・バットマン PARTⅡ』の製作が遅れていることについては、DCUとの統合問題とは関係がなく、別のプライベートな事情によるものとされている。

『ザ・バットマン』がDCUシリーズに統合されるのか、それとも独立した世界観を維持するのか、今後の展開に注目したい。

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