『スーパーマン:レガシー』は感動的な作品になる? ー ガン監督「誰もが泣く映画は書こうとしてない」

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

DCUシリーズの第1作として公開を予定している映画『スーパーマン:レガシー』

脚本と監督を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』も大ヒットを記録し、現在はDCスタジオの代表を務めるジェームズ・ガン監督だ。

ガン監督は最近の海外メディアでのインタビューで、『スーパーマン:レガシー』も『ガーディアンズ』のような感動的なシーンのある映画になるかについての質問に、「そんなことは考えていない」とコメントした。

”『ガーディアンズ3』を書き始めたとき、「誰もが泣く映画を書きたい」なんて思わないんだ。そんなことは考えない。ただ、キャラクターたちに対して尊厳と思いやりを持って物語を描きたい、そしてできるだけ驚きがあり、感動的なストーリーを描きたいと思っているんだ。それがただ楽しくワクワクする映画で感動を呼ぶのか、それとも観客が号泣することで感動を呼ぶのか、それとも怒りや他の感情を呼び出すのか、それがどんなものであれ、驚きがうまく機能していれば私は全てに満足するよ。だから、『スーパーマン』を通じて特定の感情を引き出すという目的はないけど、感情を持たない作品にはしたくない。私たち人間は感情的な存在で、スーパーマンもまたそうであることを否定したくないんだ”

つまりは最初から涙を流させるつもりはなく、どんな感情であれ、観客の喜怒哀楽が動くことが映画の目的だと話した。

結果的に涙を流すようなシーンになるかもしれないし、笑いがあふれるシーンにもなる可能性も高いが、『スーパーマン:レガシー』については、ガン監督も有名なキャラクターなだけあって、描き方にはある程度尊重の気持ちを持ちながら扱っていくことは話していた。

まだ詳細な内容については明らかにされていないのだが、スーパーマンことクラーク・ケントのクリプトン人としてや、愛情を受けて育った地球人としての尊厳などに焦点が当てられることがわかっている。

主演を務める俳優についてはまだ決定していないようだが、別の情報では宿敵レックス・ルーサーとともに俳優の候補の名前が挙がっている。

撮影は2024年1月頃から始まるとしており、残り半年以内でどこまで情報が解禁されていくのかにも注目していきたいところだ。

『スーパーマン:レガシー』は2025年7月11日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero