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『オールスター・スーパーマン』コミック作家、映画版の問題点を指摘 ー 「あれは気に入らなかった」

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DCUの第1作として公開された映画『スーパーマン』は、コミックの要素を強く意識した作風でも話題になった。中でも『オールスター・スーパーマン』を手がけたグラント・モリソン氏は、本作が「スーパーマンらしさ」に近づいた点を評価しつつ、いくつかの判断には不満もあったと明かしている。

モリソン氏はYouTube番組『Half the Picture』で、作品全体には肯定的な感想を述べた一方、細部の作りに引っかかった点があったと語った。映画としては気に入ったが、好みとは合わない部分もあったという立ち位置である。

”スーパーマンがどんな存在かをいちばん掴んでいた映画だった。すごく気に入ったよ。ただ、いくつか気に入らない点もあった。”

具体例として挙げたのが、スーパーマンが「殴られすぎる」描写である。より共感できる存在にする意図は理解できるとしながらも、痛めつけられてばかりではなく、反撃してほしいという要望を口にした。

”ドラマの都合で理解できる選択もあった。共感しやすくするために、彼はやたらとボコボコにされていた。そろそろ殴られてばかりじゃなく、反撃するところが見たい。

もう1つの焦点になったのが、ジョー=エルとラーラに関する設定の変更である。モリソン氏はこの変更自体は好みではないとしつつも、作品の文脈の中では成立していたとも語っている。

”あれは気に入らなかった。私は、クリプトンは失われた理想郷であってほしい。すばらしいものがあって、自然がそれを消し去ったというほうが好きなんだ。”

ただあくまでも映画の中においてはこの変更はうまく機能していたとのコメントもしており、個人的な感覚としては気に入らなかったということだろう。

さらにモリソン氏は、一部の場面でスーパーマンの「道徳心が脆く見えた」ことにも触れた。両親の残したメッセージの受け取り方をめぐり、主人公の揺らぎが強調されていた点が不安になるほどだったという。ただし終盤のレックス・ルーサーに向けたスピーチでは、スーパーマンの強さが描かれていたとして、その点は素直に良かったとも述べている。

”ほとんど動揺したのは、スーパーマンの道徳心がかなり脆く感じられたことだ。けれど、彼は折れなかった。最後の戦いのあと、レックスに話す場面で強さを見せたのはよかった。”

モリソン氏の評価は、作品の方向性そのものを否定するものではなく、「スーパーマンの見え方」に関わる好みの部分に絞ったものだ。批判的な点はありながらも、全体としては高く評価しているという温度感が伝わるコメントだった。

個人的な感覚と映画としての評価をしっかりしてくれていますね

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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