本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
次なるMCUシリーズの新作として公開を控えている映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。
今作ではシリーズ1作目でもある2008年公開の『アイアンマン』から登場している組織のテン・リングスの謎についてついに明かされていく内容になっており、そのボスであるマンダリンもいよいよ姿を現すことで注目が集まっている。
そんな今作でマンダリンはウェンウーという映画オリジナルの名前をもっとトニー・レオンが演じている。この点について今作の脚本家がコミックとの違いについて述べてくれた。
コミック版はステレオタイプなアジア人だった
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の共著者であるデイヴ・カラーハン氏は海外メディアのインタビューの中で、トニー・レオンが演じているウェンウー/マンダリンが、コミックのイメージとは異なるものになるとコメントした。
また今作でマンダリンを描く際、いわゆる「黄禍論(黄色人種が白色人種よりも勝ってしまうという考え)」が呼び起されてしまうことがないようにとも注意を払いながら作品製作をしたとも話した。
過去のコミックでのマンダリンはステレオタイプなアジア人のイメージに根差していたことはかねてから指摘されており、また映画市場が中国資本に支えられている点も考慮してか、映画ではウェンウーという新しいキャラクターを作ることでそういった批判を避ける狙いがあったともいわれている。
またシャン・チーがマンダリンの息子という設定も映画オリジナルのものとなっており、この点からもコミックのマンダリンとは大きく異なるキャラクターになることは容易に想像することはできるだろう。
MCU世界において長い間裏社会に潜んでいたウェンウー/マンダリンの目的とは一体何なのだろうか?息子のシャン・チーとのバトルにも注目しながら9月3日の映画公開を楽しみにしておこう。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】