ジョナサン・メジャース、征服者カーン役解雇を振り返る ー 「現実なのかと思う日も」

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MCUシリーズのマルチバース・サーガでは、当初のラスボスとして征服者カーンが設定されており、彼を中心に据えた映画『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』の公開も予定されていた。

しかし、カーンを演じるジョナサン・メジャースが暴行事件で起訴され、有罪判決を受けたことを受け、マーベル・スタジオは彼を解雇。その後、『ザ・カーン・ダイナスティ』は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へとタイトルが変更され、プロジェクト自体も大幅に修正された。

もはやMCUから完全に姿を消したかに見えるカーンだが、最近になりジョナサン・メジャースは俳優として復帰の兆しを見せており、海外メディアのインタビューで、カーン役を解雇された当時の心境を振り返った。

”弁護団から「マーベルは君を解雇した」と知らされたんです。「これは現実なのか?」と思う日々もありました。今まで経験したことがないほどに悲痛な思いをし、日に日にひどくなっていきました”

彼にとっては非常にショックな出来事であったことがうかがえる。おそらく当時、予定されていた俳優としての仕事のすべてを失ったと感じたのだろう。長年積み上げてきたキャリアが、一瞬にして崩れ去ったような感情を抱いたことは想像に難くない。

現在、メジャースは自身の幼少期のトラウマを克服するためのセラピーにも通っており、少しずつ回復の兆しを見せていると話している。

また、彼が主演し、元々2023年に公開予定だった映画『Magazine Dreams』も、2025年に公開が予定されており、俳優としての仕事に復帰しつつある。

さらに、彼を擁護する声も業界関係者から寄せられており、女優のウーピー・ゴールドバーグは「彼はすでに逮捕され、裁判を受け、やるべきことをすべて果たした。これ以上、何を求めるというのか」とコメント。

また、『クリード 過去の逆襲』で共演したマイケル・B・ジョーダンは、「他のプロジェクトでも、ぜひ一緒に『クリード4』をやりたい」と、ジョナサンとの再共演に前向きな姿勢を示した。

俳優のマシュー・マコノヒーも「彼が俳優として常に向上心を持つ人物であることを知っているし、彼を信じている」と語った。

ジョナサン・メジャースがカーン役に復帰するかどうかは依然として不明だが、マーベル・スタジオはカーンに関する伏線をいずれ回収する計画があると報じられている。

カーンの登場も予想される『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年5月、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年5月に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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