ベン・アフレック、バットマン役復帰の可能性を否定 ー 「興味を失ってしまった」

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2017年に公開されたDCEUシリーズのクロスオーバー映画『ジャスティス・リーグ』は、多くのファンから期待されていたが、実際に公開されると批判的な意見が続出し、興行的には成功とされたものの、映画の評価自体は非常に悪い結果となっていた。

この理由にはさまざまあるが、特にザック・スナイダー監督が映画製作中に起きた家族の不幸によりプロジェクトから離脱し、後任に『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が就任したことが大きい。

ウェドン監督は撮影現場でスタッフや俳優たちに対してパワハラのような対応をしていたと後に告発され、映画製作において大きな問題を抱えていたことが明らかになった。

脚本や作品のトーンも大きく変更されており、一部ではスナイダー監督が離れる前からこの脚本が押し付けられていたとも伝えられている。

最近、海外メディアのインタビューを受けたバットマン役のベン・アフレックは、こういった経験などから再びバットマンを演じることはないと言及している。

あのスーパーヒーロー映画のジャンルに再び挑戦する気はない。それはあの悪い経験のせいではなく、ただ単に、あのジャンルの何が私にとって魅力的だったのか、興味を失ってしまったからだ

またベン・アフレックは過去のインタビューでも『ジャスティス・リーグ』の撮影当時について「絶対に繰り返したくない」とも言及している。ベン・アフレックは過去にも本作の撮影での経験について「ひどい経験だらけで、映画業界で見た中で最悪」とも表現していた。

これだけがバットマンを再演する気をなくした原因ではないとしながらも、少なくとも影響があったことは確かだろう。

それでも彼は後に『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』での新規シーンの撮影に参加したり、『ザ・フラッシュ』での再演も行っており、やはりバットマンへの何らかの思い入れやファンへのサービス精神的なものは持っていたとも思える。

クリスチャン・ベールが演じたバットマンの次にキャスティングされたベン・アフレックは、当時こそ批判的な意見も多かったが、『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』では、まるでコミックから出てきたようなスタイルのバットマン像で多くのファンを惹きつけた。

『ジャスティス・リーグ』の公開前までは、彼のバットマンを主人公とする映画『ザ・バットマン』の製作も予定されており、監督や脚本も兼任し、デスストロークがメインヴィランとして登場する構想だった。

しかし、彼がバットマン役から降板することが決定したことでプロジェクトは大きく方向転換し、現在の『ザ・バットマン』はマット・リーヴス監督・脚本、ロバート・パティンソン主演という形に落ち着いている。

将来的にベン・アフレックがバットマンを再演する可能性は限りなくゼロに等しいが、DCスタジオは彼が活躍していたDCEUシリーズを前身とするDCUシリーズの展開を進めており、そこでは新たなバットマンの登場が予定されている。

ゆとぴ

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