『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』のあらすじが判明か ー ドゥームも関わっていた?

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

※この記事には『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』のネタバレが含まれていまる可能性があります。ご注意ください。

MCUシリーズのマルチバース・サーガにおけるクロスオーバー映画は、現在『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の2作が制作中である。『ドゥームズデイ』は、かつて『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』というタイトルであったことは記憶に新しい。

当初、マルチバース・サーガのラスボスとして設定されていたのは征服者カーンだった。しかし、彼が初登場した『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が予想以上に不評だったこと、さらにカーン役のジョナサン・メジャースが暴行事件により有罪判決を受け解雇されたことなど、さまざまな要因が重なった結果、MCUは大きく方向転換を余儀なくされた。

現在は、ロバート・ダウニーJr.が演じるドクター・ドゥームが新たなラスボスとして設定されているが、海外スクーパーからの情報により、当初の『ザ・カーン・ダイナスティ』のあらすじとされるものが報告された。

当時の計画では、アベンジャーズが複数のチームに分かれ、『クアントマニア』のポストクレジットシーンに登場した「カーン評議会」、特にイモータス、センチュリオン、ラマ・タトの3人と戦う構成が予定されていた。

また、変異体のカーンたちによって追放されていた征服者カーンが復活し、変異体たちに復讐を果たすことで、『ロキ』に登場した「在り続ける者」に相当する存在である「残された者」となる展開も描かれていたという。

そこからどのようにして『シークレット・ウォーズ』に繋がるかは不明だが、この作品では「虚無空間」が舞台となり、マルチバースを支配しようとする新たなヴィラン「ビヨンダー」との戦いが描かれる予定だったようだ。

この情報からは、カーンとビヨンダーがそれぞれ2つの映画のメインヴィランであったことが読み取れる。方針転換後の『シークレット・ウォーズ』にビヨンダーが登場するかは未確定である。

さらに、ドクター・ドゥームも当初からも登場が予定されていたことが明らかになっている。ドゥームはカーンによって消滅させられた強力な人物のひとりとして登場し、最終的には変異体カーンたちを裏で封じ込めていた“真の黒幕”として示唆される構成だったという。つまり、当初から次なるサーガにおけるラスボスとしてドゥームが据えられていたということになる。

この構想が前倒しとなり、ドゥームがマルチバース・サーガのラスボスにしたことで、現在制作中の2作品は、本来次のサーガで描かれる予定だった物語を先取りする形になったとスクーパーは報告している。また『ドゥームズデイ』には『ザ・カーン・ダイナスティ』で構想されていた要素が一部引き継がれているともされている。

今回の情報がどこまで事実なのかは定かではないが、マーベル・スタジオが『クアントマニア』の不評に驚いていたことも報告されており、ジョナサン・メジャースが解雇されていなかったとしても、カーンをラスボスとする構想自体が見直されていた可能性は高い。

次のサーガについては、「ミュータント・サーガ」になるとの情報もあり、そのラスボスが誰になるかにも注目が集まっている。サノスやドクター・ドゥームに並ぶ強敵であることは確実であり、マーベル・スタジオがどのように“ラスボス”を描いていくかは、今後のMCUにおいて重要なテーマとなるだろう。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年5月、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年5月に全米公開予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero