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※この記事には『アガサ・オール・アロング』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
MCUシリーズの『ワンダヴィジョン』のスピンオフとして配信されている『アガサ・オール・アロング』。
アガサ・ハークネスを主人公としたドラマとなっており、すでに折り返し地点まできた物語だが、ジョー・ロック演じるティーンの正体がワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの息子であるビリー・マキシモフであることが第5話の後の情報解禁で明らかになっていた。
そして第6話ではヘックス空間の消滅とともに消えたはずのビリーがどのようにして生存したのかが明らかにされた。
ウィリアム・カプランの体に魂が移る
『アガサ・オール・アロング』第6話では、『ワンダヴィジョン』でのウエストビュー全体を巻き込んだヘックス空間の事件までタイムラインが戻る。
誕生日パーティに参加していたウィリアム・カプランは、近くでの超常現象警報によって両親とともに車で避難するが、その途中に事故に遭ってしまう。
ウィリアムが乗っていた後部座席に木が激突したことで、彼は死亡してしまったと思われるが、突如「トミー!」と叫びながら目を覚ます。どうやらウィリアムの体にビリー・マキシモフの魂が移ってしまったようだ。
ウィリアムであった記憶も失われているようで、彼が死亡してしまったような描写もあったのだが、劇中でその点について明言はされていない。
ちなみにウィリアム・カプランという名前はコミックでのビリーの名前でもある。こちらでは本来存在しないはずのワンダの息子の転生として描かれていたが、MCUにおいてはまさかの魂の乗り移りという設定に変更された。
生還したビリーは、自身の出自の謎やある願いを求めて、ウエストビューの住人として生きる魔術をかけられたアガサの元にたどり着いた。ここで第1話でのアガサの解放につながる。
第6話ではビリー視点で進んでおり、取り調べシーンもアガサのリビングで行われていたことが明らかになり、ビリーの呪文によってアガサは正気を取り戻すことに。アガサを解放したのはビリー本人だったのだ。
ラルフ・ボーナーが再登場
第6話では『ワンダヴィジョン』で賛否を呼んだエヴァン・ピーターズのラルフ・ボーナーが再登場している。
事件の後に逃走したラルフはヒゲを伸ばし、コートに帽子を目深に被った姿でビリーと彼氏のエディの前に現れた。
偽名を使うラルフはヘックス空間で起きたことを語り、すべてアガサによって洗脳された行われたことだと話した。自身の意思は関係なく、犬のスパーキーを殺害したのも自分であると告白している。
演じるエヴァン・ピーターズは20世紀FOXの『X-MEN』シリーズでクイックシルバーを演じており、『ワンダヴィジョン』でも当初はクイックシルバーとして登場していたが、全てアガサが仕組んでいたことであったために、この偽クイックシルバーに当時視聴していたファンも失望していた。
再登場した際も、クイックシルバーではなく、ウエストビューに暮らすラルフ・ボーナーという一般人であることが改めて強調された。
ビリーが魔女の道を行く目的は?
第6話ではビリーが生存した経緯やアガサ復活の真相が判明したが、ラストにはビリーが魔女の道を求めた本当に理由が明らかになった。
それは双子のトミーを探すためだった。
トミーはヘックス空間が消滅すると同時に消え、ビリーのように魂の転送が行われたかどうかは分かっていない。
コミックではスピードというヒーローに転生しているのだが、MCUではどのような扱いになるかは不明だ。
ビリーと同じような方法になるのか、はたまた異なる形での復活となるのかは気になるところ。
以前の情報では、トミーの行方を探す新たなスピンオフドラマの制作のウワサもあったのだが、果たして『アガサ』のラストまでにどのようにな着地になるかのだろうか?
エディはハルクリングなのか?
第6話ではビリーの彼氏としてエディが登場。
コミックでのビリーもゲイであるため、設定は同じだが、彼氏はハルクリングと呼ばれるヒーローでもあった。
ハルクリングはクリー星人とスクラル星人のハーフであり、見た目はハルクのように緑の肌を持つキャラクターだが、MCUにおいてエディがハルクリングであるかどうかはわかっていない。
劇中でも彼はメインではないためか、キャラクターの掘り下げもあまりされてはいなかった。
もしハルクリングであるならばビリーとともにヤング・アベンジャーズに参加する可能性も十分にありえるだろう。
大きく物語が動き出した『アガサ・オール・アロング』。今後はスカーレット・ウィッチの再登場のも期待されている。最新話の配信に注目しておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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