本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
マーベル・スタジオはさまざまな人気マーベルヒーローを擁しており、これらを使って数多くの映画やドラマシリーズを手掛けてきた。
ただ一方でファンから根強い人気のあるデアデビルやゴーストライダーなどについては本格的にマーベル・スタジオが手掛けた作品は制作されていない。
権利はあるのになぜ最初から映画の製作に取り組まなかったのか?この理由が米国で発売されたマーベル・スタジオの本「The Story of Marvel Studios:The Making of the Marvel Cinematic Universe 」から明らかになった。
・Marvel Prevented Kevin Feige & MCU From Using Daredevil, Ghost Rider & More Characters
権利が委任されてしまった
デアデビルやゴーストライダー、ブレイドなどのキャラクターの権利がマーベル・スタジオの元に戻ってきたのは2013年の頃のこと。当時は『アベンジャーズ』公開後であったり、公開が迫っていた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の製作に手いっぱいだったことが本には書かれている。
そのため戻ってきたキャラクターたちの権利をコントロールすることができずに、ドラマなどを手掛けるマーベル・エンターテインメントに委任されてしまったとのことだ。
もちろん彼らの作品を作ることへの意欲はあったのだが、当時の体制では対応することができなかったようだ。
のちにデアデビルはNetflixでドラマ化され、ゴーストライダーは『エージェント・オブ・シールド』シーズン4にて登場することになる。いずれの作品もMCUシリーズに位置づけされているものの、製作チームは全く別であるために連携は取られていなかったとされている。
このような悔しい経験の元で彼らの作品は最初からマーベル・スタジオの元で製作されることはなかったようだ。
その後はマーベル時代の体制が改編され、ドラマの製作についてもマーベル・スタジオ、ないしはケヴィン・ファイギ氏に集約されることとなり、組織も拡大化、現状ではデアデビルとゴーストライダーの映画またはドラマの製作も可能になっているとみられる。現に『ブレイド』についてはMCUシリーズとして映画化が進んでいる。
当時は同じマーベル内部でもなかなかうまく動けないことが明らかになったが、今ではその体制も変わっているため、今後ファンに人気のキャラクターたちが自由に活躍できることを願うばかりだ。
⇒「The Story of Marvel Studios:The Making of the Marvel Cinematic Universe 」の販売ページ(米Amazon)
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】