スーパーガール役サッシャ・カジェ、リキャストに「とても悲しい」 ー 複数出演も契約していた

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DCEUシリーズの人気ヒーローであるフラッシュを主人公とした映画『ザ・フラッシュ』

今作にはサッシャ・カジェが演じるスーパーガールが登場しており、映画公開直後からも彼女のスーパーガールを支持する声も多く、さらなる活躍を見たいというファンも多かった。

しかし残念ながらDCEUシリーズは実質的に終了し、新たにDCUシリーズが立ち上げられた。このシリーズにもスーパーガールは登場するものの、演じる女優はサッシャ・カジェからリキャストされてしまった。

このことについてサッシャ・カジェは、海外メディアのインタビューに対して「とても悲しい」と気持ちを吐露した。

”私はあの役に深く惚れ込んでいました。彼女の将来について何度も話し合いました。あの役にサインしたときは、複数の映画に出演する契約でした。シリーズ作品にサインするときはよくあることです。だから、とても悲しく、とても混乱しました。”

『ザ・フラッシュ』への出演契約をした際は、将来的に複数の作品でスーパーガールを演じる契約をしていたことを明かしたサッシャ・カジェ。具体的にどのような作品だったかは不明だが、シリーズ物のキャラクターを演じる際はよくあることだと話した。

また彼女はスーパーガールへの思い入れについても語っている。

”この業界で私の価値を認めてくれて、一緒に働くことにワクワクしてくれる人たちと、私が仕事ができるのを楽しみにしています。私には与えられるものがたくさんあり、自分の仕事が大好きだし、また活躍できることにワクワクしている。アクション映画が大好き。それが超自然的なものであろうとなかろうと、そういうことを続けられるのがとにかく楽しみだし、あの役があってもなくても、そういうことをやっていくつもり。
いま振り返ってみると、すごく美しい経験だった。私のようなクィアなラテン系の女の子はスーパーガールになれないと言われてきた。でも、私はスーパーガールだったし、誰もそれを私から奪うことはできない。私にとってはそれが一番大事なこと。私は大切なことをした。そして、私の中に自分の姿を見たかどうかは別として、多くの人が本当に彼女とつながり、彼女を愛した”

自身の経験や演技に対しる姿勢に対してもスーパーガールというキャラクターはサッシャ・カジェにとって非常に大切なものだったと話した。

ファンとしてもキャラクターをここまで大事に思う俳優の存在は嬉しい限りだ。そのためにより一層彼女のスーパーガールが見れないことは非常に残念である。

ちなみに彼女はバットガールを演じたレスリー・グレイスとも親交があることを明かし、『バットガール』がお蔵入りになったことを交えながら、レスリーの素晴らしい人間性についても言及している。

”正直に言うと、レスリーがいなかったらどうしていたかわかりません。彼女はもっとひどい目に遭っていたと思いますが、それでも彼女は愛と温かさの神聖な光でした。本当に混乱した辛い状況から始まったにもかかわらず、私たちは真実で正直で誠実で親切なこの美しい友情を築くことができた。私たちはお互いを支え合っていました。あのときお互いがいてくれて本当に幸せでした。”

DCEUシリーズは終了することになったが、新たな時代の始まりであるDCUシリーズではミリー・オールコックがスーパーガールの役を受け継ぐ予定だ。
最初は『スーパーマン』にも登場し、その後に単独映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』の制作が予定されているため、スーパーガールのさらなる活躍は期待されている。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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