『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』別世界に経緯は? ー 創造性に大きな制限か

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MCUシリーズの新たなアニメ作品として、Disney+ (ディズニープラス)で配信予定の『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』。本作は発表時に『スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー』として告知され、トム・ホランド演じるスパイダーマンのオリジンを描くとされていた。

しかし、その後本作はMCUのメインアースとは異なる別世界を舞台にすることが明らかになった。映画に登場していないキャラクターが追加されたり、映画でおなじみのキャラクターが登場しないなど、明確な違いが確認されている。

この設定変更について、本作のショーランナーであるジェフ・トラメル氏海外メディアに対し、「映画をベースにすると創造的な制限が出てしまう」とコメントしている。

“私はMCUスパイダーマン映画の大ファンですが、もし私たちのアニメがメインのMCUタイムラインに存在していたら、私たちが語れる物語の種類は大きく制限され、寿命もかなり短くなってしまいます。1つ隣の宇宙にある姉妹のタイムラインを舞台にすることで、私たちはかなり自由になり、必ずしもおなじみのルートをたどる必要のない物語を語ることができます。”

また、トラメル氏は本作について、ピーター・パーカーが調子の良いスパイダーマンとして活躍しながらも、大きな敗北を経験する姿を描き、シリーズ全体を通じて彼のオリジンを紐解く物語になると語っている。

さらに、マーベル・スタジオのプロデューサー、ブラッド・ウィンダーバウム氏は別のインタビューで、別世界を舞台にしつつも、トム・ホランドのスパイダーマン映画やコミックのエッセンスを盛り込んでおり、おなじみのスパイダーマンの魅力を楽しめるとコメントしている。

『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』では、ピーター・パーカーがミッドタウン高校には通わず、親友のネッドや恋人のMJとも出会わない世界が描かれる。代わりに、ニコ・ミノルやハリー・オズボーンと出会い、トニー・スタークが担っていたメンター役はノーマン・オズボーンに置き換えられているなど、映画版とは異なる新しい要素が確認されている。

果たして、別世界を舞台にした『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』はどこまで展開されるのか。アニメはDisney+ (ディズニープラス)で2025年1月29日より配信開始予定だ。

ゆとぴ

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