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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
DCUシリーズの『スーパーマン』は、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督が指揮した作品であり、コミックや過去のドラマ、映画にも造詣の深いガン監督ならではのオマージュ演出が随所に盛り込まれている。
本作は、1978年公開のクリストファー・リーヴ版『スーパーマン』へのオマージュを多く取り入れているが、それだけでなく、ドラマ『ヤング・スーパーマン』のネタも含まれている。
特に注目されるのは、『ヤング・スーパーマン』でレックス・ルーサーを演じたトム・ウェリングが、本作に短いながら出演している点だ。その役柄は、ルーサーのポケットユニバースを監視する兵士のひとりであると明かされている。
また劇中では、ルーサーの恋人イブ・テシュマッカーが、自身のセクシーな自撮り写真をルーサーに無断でデイリー・プラネットの記者ジミー・オルセンに送ったことについて触れるセリフもある。
「レックス・ルーサーに内緒でセクシーな自撮りを送っている?彼女は世界で一番のバカだ」と語られ、実はイブの行動がルーサーの計画に影響を与えかねなかったことを見逃してしまっているシーンだ。
トム・ウェリングの出演は声のみであるため、多くの観客は気づかなかった可能性が高いが、往年のファンにとってはニヤリとできる演出である。
さらに、ルーサーが経営する企業の名前が「ルーサー・コープ」である点も、『ヤング・スーパーマン』からの引用であるとジェームズ・ガン監督が明かしている。
このように、本作には過去のスーパーマン作品へのオマージュが随所に仕込まれており、他にもまだ明かされていない小ネタが隠されている可能性もある。改めて映画を見直し、それらを探してみるのも楽しみのひとつだろう。
『スーパーマン』は2025年7月11日より劇場公開中である。

これは気づかない・・・!!

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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