『スーパーマン』ジョー=エル役にあの俳優起用の理由が明らかに ー 『ガーディアンズ』にも出演

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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

DCUシリーズの映画『スーパーマン』では、スーパーマンのオリジンについては細かく描かれず、主にテキストと劇中のセリフによって簡潔に触れられる程度にとどめられている。

ただし、本作にはスーパーマン=カル=エルの故郷クリプトンでの両親の映像が登場しており、特に父ジョー=エルのキャスティングには注目が集まっていた。

実際に映画でジョー=エルを演じたのはブラッドリー・クーパーであり、監督のジェームズ・ガンは、彼を起用した経緯についてDeadlineとのインタビューで明らかにしている。

”ブラッドリーは私の友人で、ジョー=エルを演じられる人物が必要だったんです。これはネタバレにならないと思いますが、皆さんご存知の通り、私たちが想像するようなキャラクターの威厳を持ち、マーロン・ブランド(1978年版ジョー=エル役)の足跡をたどることができる人物です。ジョー=エル役は70歳の男性が演じることが多いのですが、それは彼が70歳で赤ちゃんを産んだということです。だから、あまり年寄りではない人を探していました。でもみんなは、私には年を取りすぎている俳優を挙げていました。ブラッドリーは完璧だったと思います。彼は私の友人なので、好意でそうしてくれたんです。本当に感謝しています”

ブラッドリー・クーパーは現在50歳であり、過去のジョー=エル像と比較すると比較的若いキャスティングとなっている。ガン監督の言う通り、この年齢で子どもをもうけても違和感がなく、適切な設定といえるだろう。
ちなみに、1978年版『スーパーマン』でジョー=エルを演じたマーロン・ブランドは当時53~54歳、『マン・オブ・スティール』のジョー役ラッセル・クロウは撮影当時47~48歳だった。

ジェームズ・ガン監督にとってブラッドリー・クーパーは、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで特に思い入れのあるロケット・ラクーンを演じた俳優でもあり、その信頼関係が今回の起用につながったと考えられる。

なお、『スーパーマン』におけるジョー=エルは、過去作と設定が一部異なっており、カル=エルに残したメッセージでは「地球を侵略する使命」を与えていた。この内容が真実だったのかは劇中では明かされておらず、今後の作品でその真相が描かれることに期待したい。

『スーパーマン』は2025年7月11日より劇場公開中である。

意外と過去作品のジョ=エル役ともそこまで年齢は変わらないですね

ゆとぴ

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