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『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は、もともとはさらにダークで奇妙な作品になる予定だった。
ザック・スナイダー監督は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手掛けたルッソ兄弟監督との番組に出演し、『ジャスティス・リーグ』制作過程での新たな事実を明かした。
スナイダー監督とルッソ兄弟は、彼らの映画の脚本執筆プロセスについて話し合い、壁に貼られたパズル風のノートカードを使った方法を好むことで意見が一致した。この方法で映画のストーリーやシークエンスを「見つけ出す」ことができるという。
『ジャスティス・リーグ』の脚本もそのプロセスから生まれたと語り、さらに新たな事実を明かした。
この発言から、もともとの『ジャスティス・リーグ』の脚本はさらにダークで奇妙な要素が含まれていたことがわかる。
しかし、『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』の公開を受けて、スタジオ側からの要望により、作品全体が明るくなるよう大幅な変更が加えられたのだ。
結果的には、スナイダー監督が家族の不幸によって制作から離脱した後は、ジョス・ウェドン監督が制作を引き継ぎ、スタジオが求める明るいテイストの『ジャスティス・リーグ』に変更された。
興行的に大きく振るわなかったことは知ってのとおりだが、そこからDCEUシリーズの迷走が始まったと言っても過言ではないだろう。
その後、ファンの活動から実現した、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は、ファンから高い評価を受け、さらなる物語展開を望む声も多く聞かれた。もしもともとの脚本が採用されていたら、作品の受け止め方や評価がどのように変わっていたのか、興味深いところだ。
ザック・スナイダー監督が構想していたDCEUシリーズは、もはや実現することはないが、彼が構築した世界観を好むファンも多く存在するのも事実だ。この世界を次のDCUシリーズでどのように活かされていくのか期待して見守っておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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