DCUにダークサイドは登場するのだろうか? ー ジェームズ・ガンが回答

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DCUシリーズはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンを核に据えたジャスティス・リーグの結成が期待されており、新たな世界でヒーローたちがどのような脅威と対峙するのかが関心を集めている。

前身のDCEUではダークサイドの存在が繰り返し示唆されたが、『ジャスティス・リーグ』本編では登場せず、事実上ステッペンウルフがその役割を担った。のちにザック・スナイダー監督の『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』でダークサイドは遂に姿を見せ、シリーズの“大ボス”としての格を印象づけたものの、その先の展開は途絶えたままである。

最近のNew Rockstarsのインタビューで、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督はDCU期にダークサイドを投入する計画について問われ、「適切ではない」と慎重な姿勢を示した。

”ダークサイドをいまヴィランとして使うことは必ずしも適切ではありません。理由は様々です。ザックは彼なりのクールなやり方で、そしてサノスとマーベルのおかげでダークサイドをヴィランとして起用できたのです”

発言の意図は、サノスの成功により“宇宙規模の支配者”類型が観客に浸透した一方で、同型の巨悪を再利用すればDCEUとの比較や焼き直し感を招くという配慮にあると読める。

もし当初の構想どおり『ジャスティス・リーグ』が公開されていたなら、ダークサイドの扱いは別の軌道を辿っていた可能性も高い。だがDCUは再始動したばかりで、現段階では各作品が土台を固め、世界観の輪郭を丹念に積み上げる局面にある。

ではDCUの長期的な宿敵は誰になるのか。現時点で確定情報はなく、ガン監督も明言を避ける。ただDCコミックスにはブレイニアック、アンチ・モニター、トライゴン、モンゴル、ネクロンなど強力な候補が多数存在し、シリーズのトーンやテーマに応じて段階的にこれらのような強力なヴィランが描かれていく可能性もあるだろう。

まずは『スーパーマン』から始まったDCUの路線を安定させ、その先にふさわしいゴールを慎重に選択していくことが大事だろう。DCUがどの敵を目印の向かっていくのか、今後の情報に注目をしておこう。

ダークサイドかっこよかったよなーー

ゆとぴ

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