マット・リーヴス監督、ベン・アフレック原案『ザ・バットマン』に言及 ー 「やりたいものではなかった」

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DCコミックスの人気ヒーロー映画として公開されて大ヒットを記録した『ザ・バットマン』
今作は新たにロバート・パティンソンがバットマンを演じたことでも話題になっていたが、以前まではベン・アフレックが今作の主演と監督・脚本を務めることになっていた。

しかし映画が製作される前に『ジャスティス・リーグ』などの不評から計画が大きく変更された現在の形になった経緯がある。

そんな『ザ・バットマン』をベン・アフレックから引き継いだマット・リーヴス監督海外メディアのインタビューに対して、かつてのベン・アフレック原案の脚本について触れてくれた。

『映画は元々ベン・アフレックが監督する予定だった。彼らが送ってくれた脚本はベンが書いたものですが、別の非常に才能のある作家が書き直したものでした。それを読むと「ああ、なるほど」と感じた。これはベンのバットマンを中心とした映画ですが、私が思っているよりもさらにアクション主導の内容になっていたんだ。これは映画製作者としてあまり好みではありません。他の人にとってはエキサイティングな映画だったかもしれませんが、少なくとも私はそうではありませんでした』

ベン・アフレックが執筆し、さらに別の作家によって手が加えられた別バージョンの脚本にあまり興味を示さなかったことを明かしたリーヴス監督。
手を加えた作家というのが誰なのかは明かしていないが、映画が主にアクション主導のものになっていたことを話している。

アクション主導な内容がベン・アフレックが考案したものなのかも気になるところではあるが、過去の作品ではベン・アフレックの重厚なバットマンアクションが描かれたことがあるため、彼による案ではある可能性は高いのではないかとみられる。

もちろんリーヴス監督の『ザ・バットマン』にもアクションシーンはあるが、比重としてはそこまで多くはない作品だ。どちらかというと探偵としてのバットマンなどのミステリー要素の強い映画になっている。

今になって考えるとマット・リーヴス監督とベン・アフレックが思い描いていたバットマン映画の理想が大きく異なっていたのかもしれない。

いまのところベン・アフレックは『ザ・フラッシュ』を最後にバットマンとしての役割を終える予定ではあるが、最近の情報だとワーナー・ブラザース側が再び彼のバットマンに興味を示しているとの情報もある。いまだに彼のファンも多いことを考えると今後大きな動きがあるかもしれないので、続報には注目をしておこう。

ゆとぴ

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