『デッドプール&ウルヴァリン』、最も健全なR指定映画 ー マーベル・スタジオ代表がコメント

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MCUシリーズの最新作として公開を予定している映画『デッドプール&ウルヴァリン』

今作はMCUとしても、マーベル・スタジオやその親会社であるウォルト・ディズニー社としても初めてのR指定映画となっており、エロや流血表現、Fワードなどがふんだんに盛り込まれた映画としても話題となっている。

20世紀FOXが制作した前2作品が同様にR指定だったこともあり、マーベル・スタジオに移った後でも変わらない表現に喜んだファンも多いが、スタジオの代表であるケヴィン・ファイギ氏海外メディアのインタビューのなかで、今作を「もっとも健全なR指定映画」と称した。

”この映画は最初のR指定映画として注目されていますが、R指定の『デッドプール』映画自体は3作目なので、ライアン・レイノルズが築き上げてきたものを台無しにするつもりはなかったんだ。ヒュー・ジャックマンやライアンとも話したんですが、この映画は確かにR指定で、汚い言葉や流血シーンもあります。でもこれは信じられないほど感動的な作品です。私はこれまで誰もが観たなかでも最も健全なR指定映画だと言い続けています

マーベル・スタジオとしては薬物使用のシーン以外については基本的にすべてのR指定表現を認めているようで、FOX時代の『デッドプール』2作と比べても遜色ないほどのものになっていうとファイギ氏は自負している。

ただデッドプールの映画はR指定というところに注目されがちだが、ストーリーとしてはしっかりとヒーロー映画していることも挙げられ、特に『デッドプール2』については家族にも焦点を当てたことで、R指定でもハートフルな物語であったことで評判だった。

今回の『デッドプール&ウルヴァリン』についても、心に深い傷を負ったウルヴァリンに焦点を当て、デッドプールと共にマルチバースを救っていくというヒーロー映画になっている。

ファイギ氏のコメントにもある通り、こういった側面から見れば今作は最も健全なR指定映画といっても過言ではないだろう。

またファイギ氏は今作を観たファンがどのような想いを抱くかについても話している。

”この映画は友情と家族、そして家族を見つけたことを祝う作品です。R指定の猥褻さが注目を集めていますが、ファンはこの映画にどれだけ心がこもっているかに気づくでしょう。私の意見では、最初の2作のデッドプールよりもずっと心がこもっています。人々がFワードやR指定をだけではなく、この映画がどれだけ素敵なものかを知ってくれることを、私はとても楽しみにしています”

デッドプールとウルヴァリンが本格的に共演する、ファンにとっても待望の映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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