ケヴィン・ファイギ、『デッドプール&ウルヴァリン』R指定ジョークに言及 ー 「どんなもの受け入れるつもりだった」

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MCUシリーズの新作として公開を予定している映画『デッドプール&ウルヴァリン』は、ウォルト・ディズニー社が傘下におく企業グループを含めても、R指定映画として公開するのは非常に珍しいケースとなっている。

すでに解禁されている予告編でもエロやグロ、口汚い言葉遣いなど、20世紀FOXが制作した前2作品ではあったようなR指定ジョークが多く飛び交っている。

もはやデッドプール映画の代名詞にもなっているため、マーベル・スタジオ制作でもそれを切り離すことができないものだが、この件について代表のケヴィン・ファイギ氏は、禁止にした過激な表現などについて言及をした。

”我々はどんなことも受け入れるつもりでした。ディズニー化については誰もが恐れているとも話していました。(中略)薬物使用に関しては、私はちょっと潔癖症なのかもしれない。ただ「そんなに面白くないかも」と思ったんだ。もちろん、ライアンはそれらを後の機会に素晴らしいジョークとして使えるように、すべてを脳内に蓄えている。そしてそれを脚本に加えるんだ。(中略)前の予告編にはペッギング(男性器を模したパンツを使ったプレイ)に関するセリフがあったんだ。ペッギングが何なのかは知っていますよ。『デッドプール』の最初の映画に出てきます。でも、一緒に働いている人の中にはそれが何なのか知らない人もいるんだ。彼らには私が説明しなければなりませんでした”

薬物使用のシーンについてはマーベルからNGが出ていたということは以前にも伝えられており、それを逆手に取って予告編ではメタ的なセリフで薬物使用にふれるシーンもあった。
ペッギングについては1作目にもあったシーンではあるが、今回の映画ではそれも避けられたとファイギ氏はコメントしている。

いずれも過激なシーンであることは間違いないが、それ以外のシーンは大体許されていることの方が驚きでもある。

少し前までは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』にてMCU初のFワードが飛び出しただけでも話題になっていたのだが、それを優に飛び越えるほどのR指定表現が含まれている。

FOX時代からのファンも十分に楽しむことができる『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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