なぜ『キャプテン・アメリカ4』にイーライ・ブラッドリーは登場しない? ー プロデューサーが経緯を説明

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MCUシリーズの最新作として公開を予定している『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

本作は過去の『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』、そしてドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の内容を受け継ぐ物語となっている。特にドラマでは、歴史の影で活躍していたもう一人のキャプテン・アメリカ、イザイア・ブラッドリーの存在が明らかになった。

その中で彼の孫であるティーンエイジャーのイーライ・ブラッドリーも登場していた。コミックでは「パトリオット」というヒーローネームで活躍するキャラクターであり、映画での登場も期待されていたが、本作には登場しないことが判明している。

その理由について、マーベル・スタジオのプロデューサーであるネイト・ムーア氏経緯を明かした。

脚本の初期稿にはイーライが登場していたが、登場人物が多すぎて追うことができないと感じ始めた。映画に登場するならば、何かやるべきことがあるようにしたかったんだ。だから、イザイアだけを掘り下げ、彼がこの映画の世界に引き込まれることでどんな影響があるのかを見たかった。その中で難しい決断をしなければならなかった。”

またイザイアについては、本作の中でサム・ウィルソンの指導者であり、訓練のパートナーにもなるとムーア氏は明らかにしている。イザイアもまたスティーブ・ロジャースと同じく超人血清を受けており、常人以上のパワーを持つ。高齢になっていても、サムの訓練相手として最適な存在であることは間違いないだろう。

ただし、サムの戦闘能力が向上することは、イザイアにとって必ずしも良いことではないかもしれないとムーア氏は意味深なコメントを残している。

公開された予告映像では、イザイアが米国大統領であるサディアス・ロスに対して銃撃を試み、その後に逮捕・収監されている様子が映し出されている。これがどのような背景を持つシーンなのかは明らかになっていないが、映画の重要な軸になる可能性が高い。

しかし、祖父であるイザイアに大きな事件が起きる中で、孫のイーライが一切登場しないことには、多少の違和感が残るかもしれない。今後の作品で彼の物語がどのように描かれるのか、続報を待ちたいところだ。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日より日本公開予定だ。

ゆとぴ

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