ジョン・ボイエガ、『スター・ウォーズ』出演前の極貧生活を明かす ー 「45ポンドしかなかった」

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ルーカスフィルムの『スター・ウォーズ』シリーズは、ウォルト・ディズニー社傘下となって以降、通称「続三部作」とされる新シリーズが展開され、賛否両論を巻き起こしつつも、多くの人気キャラクターが誕生している。

元ストームトルーパーのフィンもその一人であり、演じたジョン・ボイエガも今や人気俳優のひとりとして知られている。

最近、「シカゴ・コミック&エンターテイメント・エキスポ」に出席したボイエガは、フィン役を獲得する前の極貧生活を振り返った

”長い間オーディションを受けていたので、少しプライドも失っていたと思います。だから、忙しいふりをすることにしたんですよ。「JJ(J・J・エイブラムス)、他にやることがあるんだ」ってね。彼は「今どこにいる?」と聞くので、「グリニッジのアート展に来ていて、すごく忙しい」と答えました。すると彼は「メイフェアのレストランにいる。話がある、重要な話だ」と言うので、「わかった、すぐ行くよ」と答えたんです。当時、私の口座には45ポンドしかなくて、JJのところに行くのに33ポンド83ペンスかかったんです。計算すればわかるよね?”

45ポンドは現在のレートで約8000円ほどであり、彼の生活がいかに厳しかったかがわかるエピソードとなっている。
俳優としてオーディションを受け続けていたが、なかなか結果が出ず、苦しい時期を過ごしていたことも語られている。

そこから『スター・ウォーズ』の主要キャラクターに抜擢されたのだから、まさにシンデレラストーリーと言えるだろう。

なお、ボイエガは以前、『スター・ウォーズ』での役を獲得できたのはトム・クルーズのおかげだと明かしている。彼の出演作『アタック・ザ・ブロック』での演技を、トム・クルーズが絶賛し、J・J・エイブラムスにボイエガを推薦したというエピソードを語っている。

まさに現在のポジションは、トム・クルーズの後押しによって築かれたものであるとトムへの感謝を話していた。

ジョン・ボイエガが今後フィン役を再演するかは不明だが、フィンと共に冒険をしてきたレイは、新たな『スター・ウォーズ』映画で再登場する予定であり、彼女の口からフィンのその後が語られることにも期待したいところだ。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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