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マーベル・スタジオなどを擁する世界最大級の映画会社であるウォルト・ディズニー社。昨年にはサブスクリプションサービスであるDisney+ (ディズニープラス)を開始させ、世界中でディズニー社が持つ作品を月額制でみられるようになった。
また新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、劇場公開予定作品を別途料金を支払うプレミアムアクセスという形で配信をしてきたが、それに対しては多くの批判の声も寄せられている。
このプレミアムアクセスについてウォルト・ディズニー社CEOであるボブ・チャペック氏が支持をするコメントをした。
今後は映画ごとに判断
ディズニー社CEOであるボブ・チャペック氏は投資家向けのコメントのなかで、今後のプレミアムアクセスに関する考えを発表した。
・Disney Boss Bob Chapek Defends Black Widow Disney+ Release Strategy
チャペック氏は3つの戦略を掲げながら、ディズニープラスのプレミアムアクセスを含めた映画の提供に自信を示した。おそらくは今後もこう言った戦略は続けられると考えられる。
すでにこの戦略下で公開されている映画は複数あり、マーベル・スタジオの『ブラック・ウィドウ』は劇場とプレミアムアクセスの同時配信となっている。一方で主演をしているスカーレット・ヨハンソンとは契約上の理由から係争中となっているため、問題が全くなかったとも言い難いのが現状だ。
もちろん劇場関係者からも反発があり、日本でも大手劇場チェーンでディズニーグループの作品を上映しないところも出てきていた。映画ファンとしても映画文化の変容に大きく影響があるものとして危惧している声もある。
一方でチャペック氏は今後も世界の市場と消費者の行動に基づいて映画ごとに判断をしていくとしており、一括でグループの映画の方針を決めることは無いとしている。
直近の新作映画では『フリー・ガイ』と『シャン・チー/テン・リングスの伝説』については劇場公開のみを想定しているとチャペック氏は話している。
新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ不透明な状況ではあるが、アフターコロナでディズニー社の映画提供体制はどのように変化していくのだろうか?今後の動きには十分に注目しておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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