『デッドプール&ウルヴァリン』、当初は征服者カーンも絡む予定だった? ー 内容が大幅変更

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※この記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの最新作として公開され、R指定映画ながらも世界中で大ヒットを記録している『デッドプール&ウルヴァリン』

今作はMCUのマルチバース・サーガの1作品と位置づけられているため、映画の中でもTVAや虚無空間などのマルチバース要素を多く扱っている。

そんな『デッドプール&ウルヴァリン』は、実は当初征服者カーンが絡むような物語のプロットがあったことが海外メディアより明らかになっている。

その案ではTVAのエージェントであるパラドックスは、各世界のアンカーとなるキャラクターを集めて、カーン評議会と戦うための軍隊を作ることを計画していたようだ。

アンカーというのはマルチバース世界における重要な人物のことであり、アンカーが死亡するとその世界は数千年かけてゆっくりと消滅に向かっていくことが今作の映画の中で明らかになっている。

デッドプールが存在するアース10005のアンカーはウルヴァリンであり、『ローガン』にてローラを守るために犠牲になったことでこの世界も終わりに向かっているとパラドクスが明らかにしていた。

カーン評議会は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のポストクレジットシーンに登場したカーンの変異体たちが集まるものがだか、これは明らかにマルチバースの脅威であるため、TVAとしても彼らに対抗する手段を模索していたのだろう。

しかしカーンを演じたジョナサン・メジャースは暴行罪などで有罪判決を受けたために解雇され、それらの計画も大幅に方向転換することとなった。

『デッドプール&ウルヴァリン』もカーンに繋がるものは一切なくなっていた。

カーンについては『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』のタイトルが『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に変更されたことで、メインヴィランもドクター・ドゥームに変更、カーンが今後どのように扱われていのかは不透明な状況が続いている。

一部ではリキャストの上で再登場ともされているが、明らかにプロジェクトにテコ入れが入っていることがうかがえるため、今後の動向には注目をしておきたいところだ。

ゆとぴ

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