本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
※この記事には『デアデビル：ボーン・アゲイン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
Netflix製作のドラマ『デアデビル』の待望の新作として、マーベル・スタジオが製作した『デアデビル：ボーン・アゲイン』は、衝撃的な展開から幕を開けた。
第1話では、マット・マードック／デアデビルの親友であるフォギー・ネルソンが、シーズン3から復活したブルズアイによってカレン・ペイジの目の前で殺害されてしまう。親友を喪失したマットはデアデビルを引退し、カレンとも距離を置くことになってしまった。
『デアデビル』シーズン1からマットの親友であり、心の支えとして登場し、ファンからの人気も高かったフォギーだけに、彼の死は視聴者にとっても大きな衝撃を与えた。
しかし、このフォギーの死は本作の仕切り直し前から存在していたが、当初は映像として描かれず、過去の出来事として言及されるのみだったことを、ショーランナーのダリオ・スカルダパネ氏がインタビューで明かしている。
『デアデビル：ボーン・アゲイン』は撮影開始後に大幅な見直しが行われており、当初はNetflix版とのつながりが薄く、実質リブートのような作品だったことが明らかになっている。
仕切り直し後は『パニッシャー』の製作にも関わったダリオ・スカルダパネ氏が参加し、今回のフォギーの死のシーンも追加されたという。
いずれにしてもフォギーの死は変わらず、マットがデアデビルを引退する大きなきっかけとして、物語において必要不可欠な要素だったようだ。しかし、もし映像として描かれず、劇中での言及のみにとどまっていたならば、ファンからより大きな反発を受けていたことは間違いない。
物語の体験としても、マットがどれほどの悲しみと喪失を経験したかを伝えるには、やはりフォギーの死を実際に描く必要があった。
スカルダパネ氏は製作に参加した当初からNetflix版『デアデビル』のオリジナルキャストを起用することを主張しており、その結果、フォギーやカレン・ペイジ、ブルズアイもNetflix版と同じキャストで登場している。
もしスカルダパネ氏がこの主張をしていなかったら、オリジナルキャストも起用されないまま、フォギーの死が流されるように扱われていただろう。
こうした作品へのこだわりが、この悲劇的なシーンの表現につながったとも言える。
ファンにとって受け入れがたいシーンではあるが、これがマットの暴力性の結果であり、今後の物語にどのような影響を及ぼしていくのか注目したいところだ。
『デアデビル：ボーン・アゲイン』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】
関連記事
