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DCEUシリーズのなかでも根強い人気を誇りながら、当時はファンの間でも論争を生んだ映画『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』。
映画のなかで激突した二人のヒーローは、最終的にクリプトナイトの槍を持つバットマンが倒れたスーパーマンに槍の先端を迫るところまで追い詰めたが、直前でスーパーマンが自身の育ての母親であるマーサの救出をバットマンに懇願したことで、バットマンは我に返ったかのように槍を突き立てるのをストップしていた。
理由にはバットマンの母親の名前もマーサであることが挙げられているが、この点について当時は疑問に感じるファンも少なくはなかった。
このマーサのシーンの起源についてメガホンをとったザック・スナイダー監督が海外メディアのインタビューで振り返っており、脚本家のクリス・テリオ氏によるものであったと明かした。
バットマンにクリプトナイトの槍を突き立てられ、スーパーマンはバットマンになにを言うことができただろうか。彼の人類への愛がバットマンと同じくらい強いと納得させるために、彼は何を言うだろうか?”
差し迫った状況のなかで、たった一言でバットマンのスーパーマンに対する認識を変える必要があったことを考えると、このマーサのシーンに込められた意味も納得できるかもしれない。
バットマンにとってスーパーマンは脅威であり、いつ人類の敵になってしまうかわからない怪物という認識を持っていた。そのために執拗なまでに彼を追い詰めていた。
しかしマーサを聞いた瞬間に、自分が幼い頃に経験した目の前で両親を殺されたことを思い出し、自分もスーパーマンや彼のマーサに対して同じ行為をしようとしていることに気づいた。
そのためにバットマンは手を止めたとも言われている。
ザック・スナイダー監督のコメントを借りると、バットマンはマーサの名前を聞いたことで、スーパーマンも一人の人間であると認識を変えたのだ。
監督は以前にもこのシーンが『バットマンVSスーパーマン』にとって大きな転換点であるとも話している。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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