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DCEUシリーズの一作として制作が進められ、撮影も完了しながらも公開されることがなかった『バットガール』。
未だにその影響は大きい状況となっているが、海外メディアの新たな情報から今作でのマイケル・キートン演じるブルース・ウェイン/バットマンの役割の詳細が入ってきた。
今作のキートン演じるバットマンは年齢に相応しい状態になっているようで、バットマンとしての活動はほとんどしていないとのこと。実質的には”引退”状態というわけだ。
作品内では、新米ヒーローのバットガールとして活躍するバーバラ・ゴードンにアドバイスするような立場として登場する。そのため物語の中心にいるわけではなく、カメオレベルの出演ではあるとのこと。ただ存在感は十分にある出演になっていたとのことだ。
マイケル・キートンがバットマンを演じたのは実に30年以上も前のことで、物語の時間軸としても同様に同じ時の流れが過ぎているようだ。映画『ザ・フラッシュ』においてどのような活躍をしているのかはわからないが、ベテランヒーローとしてのバットマンの登場はぜひとも見てみたかったところではある。
さらに記事では『バットガール』の評価についても言及しており、「高品質なアローバースドラマ」のようだと表現している。
『最悪なスーパーヒーロー映画ではなかった』と言葉を選びながら評価についてコメントしているが、少なくとも深みのあるような作品ではなかったと話している。
要するにThe CWで放送していたアローバースのドラマの上位互換のようなもので、作品の雰囲気もそれに近いとのこと。そのため比較的見やすい内容となっており、コミックのようだと表現している。さらにたキートンが出演したティム・バートン監督の『バットマン』よりも軽いと伝えている。
作品の時間自体も100分程度ということで、比較的短めな映画であったことも判明した。
またワーナー・ブラザース・ディスカバリーが今作をキャンセルした理由にも一定の理解ができるともコメントされている。
今作は配信映画にしては予算がかかりすぎている・劇場公開映画としては規模が小さいと言われていたことがあったが、まさにその通りに作品だったことが今回の情報から察することができる。
正直な話必ずしも評価の高いような作品ではなかったようだが、それでもなんとかファンにはお披露目してほしかったところだ。本当の評価はファンがしてこそ意味があるため、結局のところは公開されなかればその作品の評価が定まることはないのだ。
現状では『バットガール』が公開される予定はないが、今後状況が変わることで日の目を見ることにも期待をしたい。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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