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※この記事には『キャシアン・アンドー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のスピンオフドラマとして配信されている『キャシアン・アンドー』は、シーズン2でフィナーレを迎え、反乱軍に身を投じたアンドーが『ローグ・ワン』へと至るまでの物語を描いてきた。
本作には一部映画と共通するキャラクターも登場したが、『ローグ・ワン』の主人公ジン・アーソは登場していない。
その理由について、ショーランナーのトニー・ギルロイ氏はBackstory Magazineのインタビューで、ジンの登場案が初期段階では存在していたことを明かしている。
この発言からも、ジンを登場させると物語の軸がアンドーから逸れてしまうため、登場案は却下されたと読み取れる。
ジン・アーソが登場すれば、その過去を掘り下げる展開となり、彼女が主人公のような立場になる可能性もある。それほどに彼女の存在感は大きく、ギルロイ氏もジンを演じたフェリシティ・ジョーンズを優れた俳優として称賛している。
別のインタビューでは、ファンサービス的な登場はむしろ失礼になると語っている。
『キャシアン・アンドー』や『ローグ・ワン』については続編の制作は難しいかもしれないが、これまで歴史のほんの数行で語られていた出来事を掘り下げ、ファンの心をつかんだことは大きな功績と言えるだろう。
今後『スター・ウォーズ』の世界でどのような物語が描かれるのか注目しておきたい。『キャシアン・アンドー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中である。

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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