『キャシアン・アンドー』○○○登場のアイデアもあった ー 最終的には場違いとしてボツ

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※この記事には『キャシアン・アンドー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のスピンオフ作品である『キャシアン・アンドー』は、シーズン2でフィナーレを迎え、『ローグ・ワン』へと繋がる重要な役割を果たした。

本作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』にも繋がる要素があり、反乱軍などの動きも大きく関与している。

ScreenRantのインタビューに応じたショーランナーのトニー・ギルロイ氏は、初期の段階でレイア・オーガナを登場させる構想があったことを明かしている。

”もし彼女が16歳で元老院にいたとすれば、モン・モスマも16歳で元老院入りしていたので、その2人の間に成立するシーンには面白い要素があったとは思います。でも、それ以上には進まなかったし、キャスティングの段階にも至っていません。キャスリーン・ケネディ(ルーカスフィルム代表)やパブロ・ヒダルゴ(ルーカスフィルム クリエイティブ担当役員)とも話はしましたが、実現に向けて本格的に動くことはありませんでした。結局のところ「気を散らせる要素」になってしまったんです”

レイアは『キャシアン・アンドー』の時点ですでに反乱軍に参加していたと考えられるため、設定上は登場していてもおかしくなかった。

ただ最終的には、ファンサービスに留まらない物語の軸を守るために、登場は却下されたようだ。

『ローグ・ワン』では、ラストでデス・スターの設計図を受け取るレイアの姿が描かれ、『新たなる希望』へと直接繋がる演出となっていた。

ファンサービスに頼らず、濃密な物語を展開した点も本作の魅力であり、今となってはギルロイ氏の判断は正しかったとも言えるだろう。

ドラマ『キャシアン・アンドー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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