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2017年公開の『ワンダーウーマン』には、いまの完成形とは別の終わり方が用意されていたことが明らかになった。
本作の脚本を担当したジェイソン・フュークス氏が、当初の草稿ではエンドクレジット後にダークサイドの息子カリバックを出す案があったと明かしている。もし実現していれば、『ワンダーウーマン』単体の余韻だけではなく、のちの『ジャスティス・リーグ』へ向けた“次の脅威”をはっきり置く締め方になっていたことになる。
フュークス氏は同じ流れで、クライマックスにも別案があったことを語っている。ダイアナがアレスを倒したことで戦争終結に近づいたなかでも、男性将軍が「戦争再開」の電報を入れるように支持をしたが、えった・キャンディがそれを妨害したことで、人間の女性たちも勝利に関われるような構想を入れていたという。最終的には尺の都合などで削られたが、当時の『ワンダーウーマン』が「彼女が誰かを鼓舞し、どう影響を与えるのか」をより前面に出そうとしていたことがうかがえる。
現在のDCでは、ワンダーウーマン自体も新たに大きく動こうとしている。
DCスタジオの新しいDCUでは『ワンダーウーマン』のリブート企画が進行中で、脚本は『スーパーガール』のアナ・ノゲイラ氏が担当すると報じられている。DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督も新作『ワンダーウーマン』が執筆段階にあることや、新しい解釈として再始動する方針を匂わせており、以前まで演じていたガル・ガドットからキャストが変わる可能性は高い状況だ。
DCUはDCEUの過去作が“つながり”がある一方で、ヒーロー側のビッグ3であるワンダーウーマンは別の形でシリーズの柱を作ることになりそうである。このほかワンダーウーマンの故郷セミッシラを舞台としたドラマ『パラダイス・ロスト』が制作予定となっている。

ちょっと見たかった

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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