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2020年最初のマーベル映画として公開を予定しているスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラックウィドウ』。今までの映画では深く描かれることが無かったナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウの過去や活躍に焦点を当てたストーリーになる予定で、アッセンブル映画から単独映画化したのはMCU映画としても初の試みとなります。
そんなブラックウィドウの単独映画をなぜ製作しようと思ったのか?その理由をマーベル・スタジオ代表がコメントの中で明かしています。
『映画の間で見たことが無いことがたくさん起こっている』
マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、ブラジルのポップカルチャーイベント「CCXP19」にて、海外メディアIGNのインタビューに答えました。そこでなぜ『ブラックウィドウ』の製作に至ったかの経緯を話しています。
・Kevin Feige on How Black Widow Will Change How You See Infinity War and Endgame
ブラックウィドウといえば、『アイアンマン2』の初登場に始まり『アベンジャーズ』シリーズを中心にして基本的にはアッセンブル映画や、別のキャラクターの映画に登場するヒーローというイメージでした。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では数分ではありますが、彼女の過去を描いた回想シーンも登場していはいましたが、ほとんど深く掘り下げられることはありませんでした。
そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではサノスに対する勝利の鍵となるソウルストーンのため、自らの命を投げ出し、英雄となりました。
ケヴィン・ファイギ氏は映画と映画の間で起こったことを描きたかったとコメントしていましたが、『ブラックウィドウ』はまさにその言葉通りの時系列の出来事を描きます。『シビルウォー/キャプテンアメリカ』で政府に反旗を翻したあと、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』で表舞台に再び姿を現すまでの期間に焦点を当てています。
そういった意味でも『ブラックウィドウ』はMCUにとっても新たな試みであることは間違いはなく、注目に値する作品ともいえるでしょう。
主演のスカーレット・ヨハンソンは別のイベントに登壇した際、『ブラックウィドウ』が今後シリーズ化するようなこともほのめかしていましたので、今後どの作品と作品の間の出来事を描いていくのかも非常に気になるポイントですね。
『ブラックウィドウ』は2020年5月1日に日米同時公開予定です。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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