東映版スパイダーマンが新スーツでコミックに登場 ー スーパー戦隊を意識したデザイン

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長い歴史を持つスパイダーマンは、日本でも高い人気を誇り、いまやマーベルを代表する世界的なヒーローとなっている。

そんなスパイダーマンは1978年に東映制作の特撮ドラマ『スパイダーマン』として放送され、ファンの間では“東映版スパイダーマン”として親しまれている。

この東映版スパイダーマンが、最新コミックにて新たなスーツを獲得したことが明らかになった。

それはコミック『スパイダーバース vs. ヴェノムバース #3』に登場する東映版スパイダーマンであり、山城拓也が新スーツを手にすることとなる。デザインはアーティストのルチアーノ・ヴェッキオ氏によるものだ。

黒いレンズのマスクに、ヒロイックでカラフルなレッドとブルーのボディスーツ、腕の下にはウイングが装着され、そして東映版スパイダーマンの象徴でもあるスパイダーブレスレットも再現されている。

ヴェッキオ氏は今回の新スーツのデザインについて、スーパー戦隊や1980年代の特撮番組を意識したことを明かしている。

“物語の中で拓也が新しいコスチュームを手にします。これは視覚的にもピーターのスパイダーマンと区別するのに役立ちます。私は日本のスパイダーマンの番組のエピソードやクリップを見直し、その世界観の繊細さとドラマチックなアクションを探求しました。また、スカーフや黒いレンズといった要素については、80年代初期の特撮を参考にしました。スパイダーマンがスーパー戦隊と出会ったようなビジュアルにたどり着くまで、脚本家のマット・グルームとアイデアや参考資料を交換していました”

スカーフについては80年代を代表する特撮ヒーローの仮面ライダーを想起させる要素でもあり、アメコミファンだけでなく特撮ファンも楽しめるデザインとなっている。

日本のスパイダーマンのアップデートとしても注目の内容であり、今後は巨大ロボ・レオパルドンのアップデートにも期待したいところだ。

ゆとぴ

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