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DCEU最新作『ザ・フラッシュ』ではベン・アフレックとマイケル・キートンが演じる複数のバットマンが登場するが、残念ながら『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』で、ブルース・ウェインの父であるトーマス・ウェイン役のジェフリー・ディーン・モーガンはバットマンとして出演していない。
今作は部分的にコミック『フラッシュポイント』のストーリーに影響を受けており、バリー・アレンが目を覚すと、世界線が改変されて、ブルースは幼い頃に犯罪者の銃弾で死亡してしまっている。
そして、父親のトーマス・ウェインは生き残り、より暴力的なバットマンとなっている。母のマーサもジョーカーのようなヴィランと化しているのもまた今作の特徴のひとつではある。
メガホンを取ったアンディ・ムスキエティ監督は海外メディアのインタビューに対して、『フラッシュポイント』をそのまま映画化しなかった理由について語った。
アメコミを原作とした映画は多く制作されてきているが、その殆どがそのままのコミックの内容を映像化しているわけではないのがご存知の通りだろう。今回の『ザ・フラッシュ』も例に漏れず、『フラッシュポイント』とは大きく違う物語になっているのだ。
一時はトーマス・ウェインの登場もウワサされていたが、そのポジションは今作ではマイケル・キートンのバットマンに置き換わっている。マルチバースのバットマンで、さらには過去の映画での主人公でもあった彼が再登場することは、長年のアメコミ映画ファンにとっても期待に胸が躍る演出であることは間違いないし、コミックの映像化ならばそれは実現しなかったはずだ。
その他、『フラッシュポイント』ではアクアマンのアトランティス王国が、ワンダーウーマンとセミッシラのアマゾン族との世界の覇権を争って戦争をしている。アクアマンとワンダーウーマンも映画に登場するとウワサされていたが、おそらくはコミックとは異なり、戦争はしていないと思われる。
果たして、コミックを直訳していない『ザ・フラッシュ』はどのような物語が展開されていくのだろうか?
映画は2023年6月16日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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