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※この記事にはDCU映画『スーパーマン』のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意ください。
DCUシリーズの映画として公開予定の『スーパーマン』は、世界中のアメコミ映画ファンから注目を集めており、10年以上ぶりのスーパーマン単独映画として高い期待が寄せられている。
そんな中で、本作の関係者向け試写が行われているとの情報が入ってきた。現時点では悪い評価は見られていないものの、賛否両論を呼ぶ可能性があると報じられている。
好き嫌いの問題とも受け取れるが、海外スクーパーによると「本作には中心となる明確な物語が存在しない」とも報告されている。
劇中では、ヴィランのレックス・ルーサーがスーパーマンをさまざまな手段で追い詰めようとする。命を奪おうとしたり、刑務所に入れようと画策したり、怪獣やブラックホール、国家間の対立、クローンなどあらゆる脅威をスーパーマンにぶつけていく。さらには大衆をスーパーマンと敵対させ、彼を逮捕させようとまでするという。
この構成を見る限り、ルーサーがなんとしてもスーパーマンを倒そうとするという、シンプルながらも王道のスーパーヒーロー映画に見える。しかし、世界的なヒット作や賞レースに名を連ねる作品には、それだけでなく、緻密な脚本や魅力的なキャラクター描写が求められる。今回の賛否は、そうした部分に対する評価の違いなのかもしれない。
一方で、本作はコミック『オールスター・スーパーマン』を原作としており、その視点から見れば「原作に忠実」とも言える内容のようだ。
『オールスター・スーパーマン』は、自身の死期を悟ったスーパーマンが「死ぬまでにしたい12のこと」を実行していく全12話構成のストーリーである。映画『スーパーマン』も、このコミックに近い構成になっていると見られる。
本作でスーパーマンが実際に死に直面するかは不明だが、ユニバース新章の1作目であることを考えると、スーパーマンが敗北するような展開にはならない可能性が高い。
なお、映画の評価は関係者や批評家による試写だけで決まるものではない。実際の公開後に一般観客がどのような反応を示すかが重要であり、今後の評価動向に注目しておきたい。
映画『スーパーマン』は2025年7月11日に全米公開予定だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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