DCU『スーパーマン』試写からあるシーンがカット ー 出演者「殴ってはダメ」

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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

DCUシリーズの劇場公開映画第1作となる『スーパーマン』は、まもなく公開を迎え、世界中のアメコミファンから注目を集めている。

すでに複数の試写が行われているようだが、それらの反応を受けて、いくつかの調整も行われていることがわかっている。

中でも、試写の評価で完全にカットされたシーンが存在するようで、海外メディアのインタビューに応じたイブ・テシュマッカー役のサラ・サンパイオと、エンジニア役のマリア・ガブリエラ・デ・ファリアがその詳細を明かしている。

”実はもっと酷いシーンがカットされたんです。私とニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)はそのことに少し腹を立てましたが、まぁいいです。ウルトラマンがクリプトを殴るシーンがカットされたんです。どうやら試写ではかなり評判が悪かったみたいです”

また、エンジニアとしてクリプトと戦うシーンがあったことを明かしたマリア・ガブリエラ・デ・ファリアも、クリプトの方が先に攻撃してきたのだと語っている。

”ダメなんです。犬を殴っちゃダメ。犬の方が私に襲いかかってきたのよ

クリプトはスーパーマンが飼っているペットであり、マントを身に着けた白い犬の姿をしている。しかし、地球の犬とは異なり、スーパーマンのような能力を有しており、飛行も可能だ。見た目こそ犬だが、実質的には地球外生命体といえる存在である。

そのため、一般的な犬を痛めつけるシーンとは意味合いが異なるものの、「犬を殴る」という描写自体がネガティブに受け取られがちなのは想像に難くない。ましてやスーパーマンに匹敵するほどの力を持つヴィランであるウルトラマンが相手となれば、クリプトが一方的に追い詰められる展開になっていた可能性も高い。

それならば、あえてそのシーンをカットしたことは、観客の心象を良好に保つうえでも賢明な判断だったといえるだろう。

劇中でクリプトがどのような活躍を見せるのかはまだ不明だが、スーパードッグとしてスーパーマンをいかにサポートするのか、その役割に注目が集まる。

『スーパーマン』は2025年7月11日より日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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