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『モナーク』シーズン2、なぜ3体の怪獣のみが登場するのか? ー 東宝怪獣の扱いも

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Apple TV+のドラマ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2は、怪獣の顔ぶれがかなり絞られている。

公式発表でも、シーズン2で前面に出るのはコング、ゴジラ、そして新怪獣のタイタンXである。

怪獣ファンに注目されているのは「東宝怪獣を含めて、もっと増やせるのではないか」という点だろう。モンスターの宝庫である怪獣ジャンルにおいて、登場怪獣が増えれば派手さは上がる。

しかし制作側は、そこをあえて抑える判断をしている。製作総指揮のトリー・タネル氏Comicbook.comのインタビューで、使えない東宝怪獣がいること自体は認めつつ、それを制限されていると感じているわけではなく、映画側と同じ怪獣を重ねすぎないことが作品世界を狭めると説明している。

”ええ、使えない怪獣がいるのは事実だ。ただし、それが制限されているように感じられる形ではない。私たちは世界をできるだけ大きく感じさせたい。だから映画がやっていることと重ねたくない。重ねてしまうと、世界がむしろ狭くなるからだ

東宝はご存知の通りゴジラの権利元であり、本作の制作にも東宝側のプロデューサーが製作に参加している。ただ登場怪獣が絞られているのは、東宝怪獣を一切使えないという制限というよりは、あくまで世界観の拡張のために、映画とドラマの棲み分けを重要視した結果であるとも言える。

では、新怪獣のタイタンXはなぜ必要だったのか。タネル氏は、既存の人気怪獣で埋めるのではなく、視聴者が予想していない存在を出すことが狙いだったと話している。さらに、タイタンXはシーズン2で用意したドラマに合わせて作られた存在であり、別の怪獣では成立しなかったとも述べている。

”新しいことをやって、観客が予想していないものを見せたかった。そして、これまで描かれていない地球の場所を、そのタイタンに進ませたかった。あのタイタンが自分なりの個性を持てるようにもしたかったんだ。あれはシーズン2のドラマのために作り込まれた怪獣で、結局「このタイタンでなければならない」となった”

結果としてシーズン2は、ゴジラとコングという看板を最小限の数で確保しつつ、謎の中心にタイタンXを据える構成になった。怪獣の数を増やすより、「誰が、どの局面で、何のために出てくるのか」を優先しているわけである。東宝怪獣についても、ドラマ側で無理に消費せず、映画側も含めた全体像の中で温存し、世界を広げる手段として扱う意図が読み取れる。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2は2026年2月27日よりApple TV+で配信開始だ。

東宝怪獣を出せばドラマの強い引きにはなるけど、そうしない判断は正しいですね

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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