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『スパイダーバース』3作目、オリジナルは『アクロス』と1作品だった ー 構成を大幅変更

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『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、長期の延期でファンの待機時間が伸びた一方、「なぜここまでの時間が必要なのか」が制作サイドから語られた。

ポイントは、単に作業が遅れているのではなく、物語の作り方そのものを組み替える局面があったという点である。

クリストファー・ミラー氏は、当初の構想が『アクロス・ザ・スパイダーバース』と『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』を分けない発想から始まり、そこから再設計が必要になった経緯を説明している。

ある時点では1本の映画だったが、作品として詰め込みすぎだったので2本に分けた。ただ、その「後半」を見直した時に、単に始まり・中盤・終わりを備えた一本の物語ではないと感じた。私たちは毎回、自分たち自身に一番プレッシャーをかけている。毎回自分たちを超えたくて、今まで見たことのないものを見せ、今まで体験したことのない感覚にしたいと思っている。だから、最初の2作にふさわしいものにすることが原動力になっている。いったん分解して、もう一度組み立て直す必要があったことが、時間がかかった本当の理由だった。”

3作目が単なるクライマックスではなく、シリーズ全体の締めとして必要な“中身”を埋め直していることを示している。『アクロス』のラストは、マイルスが別世界に取り残される強烈なクリフハンガーで終わった。そこから完結へ持っていくには、派手な決着だけでなく、感情の落としどころを作る設計が欠かせない。

フィル・ロード氏は、3作目の核になる発想として「家族」を前面に置いたテーマを語っている。

”どこへ向かうかは分かっているが、中盤で何が起きるのかをもっと理解する必要があった。そして、自分の使命や才能によって家族が引き裂かれた時、どうやって家族を元に戻すのか、どうやって両立させるのかという、とても良い考えにたどり着いた。いちばん大事なのは、自由に遊ぶことだ。チーム全員に、仕事は試すことだと分かってもらう。失敗していいし、どこへ行けるかを探っていい。彼らは本気で攻めている。それが最高だ。そして、途中で少し寄り道もした。”

ロード氏の言葉を踏まえると、マイルスが「自分の力」と「家族」の両方を守るためにどう答えを出すのかが中心に据えられているように見える。ここを崩さずに完結させるなら、ストーリーの整理と感情線の最終調整に時間が必要になるのは自然だ。

『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2027年6月18日に全米公開予定だ。

完結させる上で必要な物語はなんでしょうか

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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