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アイアンスパイダーがリニューアルで帰ってきた!!
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2020年6月20日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
販売方法 | 一般販売 |
作品 | 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 |
S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONのパッケージ
まずはパッケージから。紫がメインカラーとなった特別パッケージデザインになっています。
パッケージアートは以前発売したアイアンマン マーク85 FBEと、キャプテンアメリカ FBEと繋げることができます。おそらくまだ続きそうな感じ。予想ではダメージ版のサノスやハルクあたりがきそう。アイアンパトリオットも来てほしい!
ブリスター状態。アイアンスパイダー本体とナノガントレット、スパイダー・レッグが2段構えとなっています。
S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONの本体
それでは早速取り出して、S.H.フィギュアーツ アイアン・スパイダー FINAL BATTLE EDITIONのレビューです。まずは全身から見ていきましょう。
ぐるっと一周。今回は完全に新規造形として生まれ変わったフィギュアーツのアイアンスパイダー。以前のものは2年ほど前に発売されており、お世辞にも劇中準拠とは言えない見た目をしていましたからね。
ということでリベンジ的な意味もこもって非常に劇中のアイアンスパイダーを再現した立体化しています。素晴らしいテカリ具合。
ほっそりとしたスタイルもスパイダーマンらしいですね。そしてデフォルトではヘッドはピーター・パーカーの素顔状態となっています。
バストアップ。今回は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の終盤戦でのピーター・パーカーの頭部を立体化しています。演じるトム・ホランドの一番の特徴でもある”口にカエルを隠している”ような口元はかなり再現度高い。ぱっと見だと彫りが薄いような気もしますが、フィギュアーツとしては最初のトムホヘッドなので及第点といった感じですかね。
髪型の造形は結構いい感じ。
スーツのボディを見ていきましょう。情報量の多いスーツデザインをしっかり立体化。塗装の塗分けも細かいですね。モールドの墨入れもおおむね良好。
そして際立つメタリックなカラーリングは素晴らしい。ようやくフィギュアーツでこれを再現してくれましたね。嬉しすぎる。
光に当てたときのテカリ具合も鉄を思わせる質感を再現していて素晴らしい。
背中はこのような感じ。スパイダー・レッグを取り付けるための背中のカバーの分割線が目立つ形に。ただ全体的なデザインの再現度は素晴らしいですね。
腕も情報量の多いデザイン。
肩にある小さいブルーのライトの塗装や、細かい塗分けも素晴らしい。
蜘蛛の巣柄のモールドが非常に細かい。スパイダーウェブも大きくデザインされています。
脚は比較的細みな感じではありますが、スパイダーマンのイメージとしては問題ないかな。
股関節周りは大きく脚を開く構造上かなりの分割処理がされています。
お尻はこのような感じ。脚と股関節の間には見た目が損なわれないようにお尻パーツが移動する処理が施されています。これは初期のフィギュアーツのスパイダーマンから引き継がれた構造ですね。
ブーツ周り。金色のラインも違和感なし。若干立たせにくいのが難点かもですね。
足裏はこのような感じ。このあたりも情報量は多め。
『アベンジャーズ/インフィニティウォー』公開当時に発売したS.H.フィギュアーツのアイアンスパイダーと比較。もはや細かく見る必要がないほど全然異なるのがわかると思います。
気になるMAFEX アイアン・スパイダーと比較してみましょう。身長は若干MAFEXの方が大きめ。細さに関しては腰がフィギュアーツの方が細いように見えますね。
ピーター・パーカーヘッドを比較。肌の色や目線が全く違うのがわかりますね。髪型も前髪の流し方が異なっています。好みが別れそうですが、個人的にはフィギュアーツ版の方が好きですね。
ボディ比較。レッドやブルーの濃さが結構違います。フィギュアーツはFINAL BATTLE EDITIONということで、全体的に暗めにしているのもあるかもですね。胸下の分割位置も結構異なります。
背中はこのような感じ。フィギュアーツの方はゴールドのラインが太めで、蜘蛛マーク自体は小さくなっている感じがします。
股関節周り。やはりフィギュアーツの方が分割がスゴイ。MAFEXはすこしパンツっぽく見えますね。
腕の比較。若干ですがMAFEXの方が太くて長いです。
S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONの付属品一覧
こちらは付属品の手首パーツ一覧。開き手が大きく開いたものしかなく、もうすこし脱力したものが欲しかったのが個人的な希望。あと特徴的なのは両手が一体化したウェブを引っ張る手首パーツですね。
こちらはおなじみの短い発射状態のスパイダーウェブ。
こちらが長めのスパイダーウェブ。
こちらは手持ち用の長いスパイダーウェブ。
そしてこちらは先端が蜘蛛の巣状になったスパイダーウェブとなっています。今回の手持ち用のウェブは結構持たせやすくなっているのが特徴。
こちらがアイアンスパイダーのマスクヘッド。もちろんメタリック塗装となっており、輪郭も問題なし。白い目は若干ながらブルーのようなグリーンがかった塗装にもなっています。
マスクの比較。インフィニティウォー版のアイアンスパイダーヘッドと並べてみる。ただ塗装を変えただけではないのがわかりますね。
MAFEXのアイアン・スパイダーと比較。MAFEXは赤みがかった目になっていますね。目の大きさはアーツの方が大きめ。輪郭はMAFEXが若干面長な感じ。
こちらは背中のカバーや、頭部の目を外すための補助パーツとなっています。先端部分が少し反っていますので、背中のカバーの隙間に引っ掛けてとることができます。
こちらは交換用の目のパーツですね。
こちらがまず1個目。若干目が小さくなっています。といってもこれはノーマルのものとあまり変わりない感じがします。
こちらはすぼめた状態の目のパーツ。これはイメージ通りですね。
そしてこれは瞬殺コマンド実行時の赤い目。このサイズのアイアンスパイダーのフィギュアとしては初めての再現かな?ちなみに今後発売する予定の新しいMAFEX アイアン・スパイダーでも再現が可能とのこと。
次は背中回りを見ていきましょう。先ほどの補助パーツを使えばカバーを外すことが可能。
そして中心にある穴に付属の魂ステージようアタッチメントパーツを取り付けることが可能。
結構がっちりとハマるので、取れることはない反面、外しにくいのが難点。
また背中のカバーが外された状態なので、がっつりと穴がそのままになっているのは気になりますし、スパイダー・レッグ装着時は使用不可なのでちょっと不満が残る感じ。
そしてこちらが背中に装備するスパイダー・レッグです。MAFEXなどでは名称がピンサーとなっていますが、今回のFINAL BATTLE EDITIONではスパイダー・レッグという名称になっています。
なかなか長さもあり迫力満点。
根元はこのような感じ。可動軸はゴールドカラーの成型色となっており、MAFEXのように塗装が癒着するような事態は発生していません。
スパイダー・レッグの脚。先端はかなりとがっています。破損には注意したいところ。細かいモールドや濃いブルーからも再現しており、満足のいくスパイダー・レッグになっていますね。
インフィニティウォー版のピンサーと比較。もはや別物ですね。以前のものはただのゴールドカラーの脚でしたから全然違うのは当然。
根元のジョイントも全く異なります。
MAFEXのピンサーと比較。左がMAFEXで、右がフィギュアーツ。全体的な形は一緒なのは当たり前ですが、ゴールドカラーの色合いが結構違うのは特徴かも。
そして節の長さが結構違うのも特徴。これは気づくと長さが節によって違うのに気づくと思います。
色が微妙に違うことで全体的な雰囲気もここまで違うもんですね。
先端はこんな感じ。個人的には色が濃いフィギュアーツ版の方が好みかな。
そして新規でついてきたナノ・ガントレット!
ハルクが装着した状態のものが付属しています。付属品ながらも非常に細かい造形と色分けを再現しています。これだけでも売れそうなほどよくできていますね。
ナノガントレットについたインフィニティストーンたち。色は暗めですがクリアパーツ成型になっています。
目立たないですがタイムストーンもあり。
このあたりの塗分けも細かいですね。
手のひらも素晴らしく良くできています。
指の根元にはジョイントが仕込まれていますので、動かすことが可能。細かい表情付けはできませんが、一応指パッチンっぽい形にもすることができます。
そして中にはボールジョイントの受けがあり、以前発売したスマートハルクに取り付けが可能!実際に付けた状態はのちほど!
S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONの可動範囲
首の回転はかなり広め。肩可動は若干ボディに干渉しますが、可動域自体は広いです。
首の前後可動も非常に広くなっています。
腰の前後可動も広く動かせます。
腰回転も問題なく動かせます。
開脚も広く、接地性も抜群。スパイダーマンらしい動きが再現できますね。
スパイダー・レッグは根元から5か所の可動ポイントがあり、1本1本フレキシブルに可動させることが可能。
もちろん根元の回転軸を使えば別の方向に向けることができます。
S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONのアクション!
ということで、S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONのアクションを見ていきましょう。
まずは『エンドゲーム』での再登場を再現してみる(スターロードを横に置いただけ)。
バンダイは今回非常に気合が入っていますね。
ピーターはよくマスクを外すことがあるので、この姿もイメージありますね。
『エンドゲーム』だけではなく、『インフィニティウォー』の再現もできますね。これは「僕はスパイダーマン」とヒーローネームでドクターストレンジに自己紹介するシーン。
そしてマスクを装着。
メタリックな塗装がかなり良い味だしています。
脚も良く上がります。アクションポーズは全然問題ないですね。
おなじみのスパイダーウェブをつかってのアクション。
年に何体もスパイダーマンのフィギュアが発売してる気がするので、しょっちゅうこのポーズもしてる気がする。
もちろんスイングポーズも可能。
ウェブを両手持ちできる可動域も素晴らしい。
そしてスパイダー・レッグを展開!
そういえばこの武装の名称はピンサーなのかスパイダー・レッグなのかはっきりとしてほしい気がする。
レッグをつかうと魂ステージ用のアタッチメントパーツが使用できないのが残念。
レッグの可動軸は良い感じの渋みなので、MAFEXよりは扱いやすい。
やっぱりレッグあってのアイアンスパイダーですね。
存在感も抜群。しばらく遊びつくせそう。
今まで発売したフィギュアーツのスパイダーマンを時系列順位並べてみる。
MCUのスパイダーマンだけでスパイダーバースできそうな勢い。
ホームカミング版は首が長いですね。リメイクしてくれないかな?
次は劇中再現してみる。これは『インフィニティウォー』でガントレットを外そうとするシーン。この目があることでより再現度があがりますね。
ピンサーを地面にさして踏ん張るポーズもイメージあります。
5年ぶりに再会するピーターとトニー。といってもピーターは体感的には一瞬でしたけどね。
ちょっと身長差ありすぎる。
次はナノガントレットで遊んでみる。
劇中ではハルクがパッチンしたあとに、ヒーローたちがリレーでつないでいましたね。まずはホークアイに持たせる。
かなりの襲撃をよけながら走っていた記憶。
ティ・チャラ「クリント!私が運ぼう」
そこに現れたブラックパンサー!しっかり宇リントン名前を憶えてたのね。
エボニー・マウに拘束されたブラックパンサーからナノガントレットを受け取るスパイダーマン。
このあとはスパイダーマンのターンって感じでしたね。
ナノガントレットも結構大きいので、小脇にかかえるのも結構難しかった。
ピーター「瞬殺コマンドを実行!」
アウトライダー軍とかも欲しくなりますね。
そして大ピンチのピーターの元に現れたのは・・・?
この続きはあのヒーローが来たらやりましょう。
次はナノガントレットをハルクにつけてみましょう。
大きさもボールジョイントもぴったし!これは嬉しいサプライズですね。
ガントレットを付けての戦闘は一切していませんが、そんなの関係ねぇ!
アーツのハルクはもう少し複数パターンの表情パーツが欲しいところでしたね。
指パッチンシーン。
うまいこと指パッチンもできるのがスゴイ。
サノス「私は絶対なのだ!」
一応サノスにも取り付けられますが、ボールジョイントはハマりませんし、鎧の突起が邪魔するので、奥までははめることができません。
ということでアイアンスパイダーに戻ります。
スタークの死を受け入れられないピーター。「ごめんねトニー」と言っていたのが印象的。
ということで、以上、S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー FINAL BATTLE EDITIONのレビューでした。
約2年の時を経てリニューアルされたフィギュアーツのアイアンスパイダー。MAFEXが決定版と思っていましたが、やはりそこは大手のバンダイ。見事に期待値を超えてくるところはスゴイですね。
メタリックな塗装はかなり質感も良くて綺麗で、本物の金属感があるのがスゴイ。このあたりはインフィニティウォー版から一番にリベンジしたかったところだったと思うので気合が入っていましたね。
スラっとしたスタイルも個人的にはいい感じ。また可動域はフィギュアーツの技術をふんだんに使っていますので、非常に幅広いポージングを楽しめました。
付属品周りもおおむね満足。細かいところは気になりましたが、ほとんど必要なものは揃っていましたね。スパイダー・レッグも劇中とほぼ同じ再現度でいい感じ。
またナノガントレット自体のクオリティーも高かったですね。付属品ながらもメインに近い造形力は素晴らしい。そしてサプライズのハルクへの装着はびっくり。これだけでも十分遊びつくせました。
またナノガントレットを使ったバトンつなぎの再現もできて楽しかったですね。エンドゲーム版のキャプテンマーベルの到着も楽しみ。
今後エンドゲーム版のフィギュアーツはまだアナウンスされていませんが、おそらくは新作がまだまだ用意されている気がするので期待して待ちましょう!
ゆとぴ
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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