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MCUシリーズとして公開され、大きくヒットを飛ばすこととなった映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。
今作は主人公のシャン・チーの家族をメインに扱ったストーリーであり、父親のウェン・ウーはテロリスト組織テン・リングスを率いる闇の存在としても描かれていた。また妹のシャーリンもメインキャラクターとして登場していたが、実は当初は弟も追加されるアイディアがあったとのことだ。
メガホンをとったデスティン・ダニエル・クレットン監督と共同脚本家のデヴィッド・キャラハム氏は海外メディアのインタビューに答え、ストーリーから削除されたシャン・チーの弟について話してくれた。
クレットン監督:『ある時点ではシャン・チーは妹ではなく弟を父と一緒に置き去りにしたものがありました。それは早い段階でした。そしてそのキャラは漫画からインスピレーションを得ています。そしてある時点でそのキャラはモンスターに変わった。』
リコ・ウーという弟が存在していたことを2人の製作者が話してくれた。
具体的にどういった理由かはわからないが、映画全体のトーンに合わずに削除され、妹のシャーリンに変更されたようだ。
問題が性別にあったのか、キャラクター性にあったかは置いても、映画にとってはシャーリンというキャラクターの方が全体的なバランスとしても非常に良かったようにも感じる。
今のところリコ・ウーというキャラクターが別の作品で登場するなどの可能性はないだろうが、あったかもしれないストーリーを想像するのも楽しいだろう。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月3日より劇場公開中だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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