本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
スパイダーマンの権利関係は複雑である。
主にスパイダーマンやその関連キャラクターの映像の権利を持っているのはマーベル・スタジオではなく、ソニー・ピクチャーズであり、基本的にはソニーが単独で映画を製作することができるようになっている。
トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン・トリロジー』やアンドリュー・ガーフィールドの『アメイジング・スパイダーマン』シリーズはソニーが単独で展開してきたシリーズだ。
しかしトム・ホランド主演の『スパイダーマン』については、マーベル・スタジオとの共同制作という形で、MCUシリーズの作品として作られ、この作品についてはマーベル側がほぼ製作を担ってきていた。
もちろんソニーとしても単独での作品製作は継続しており、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースシリーズとして独自のシェアード・ユニバースシリーズを展開している。またアニメ映画『スパイダーバース』シリーズも存在する。
海外のスクーパーによると、どうやらソニー単独の映画で使用されたヴィランについては、マーベルが使用することができず、MCUスパイダーマンが対決できるヴィランは限られることになると伝えている。
それが共同製作にも及ぶかはわからないが、SSUシリーズではすでにヴェノムやモービウス、クレイヴン・ザ・ハンターなどの有名ヴィランが登場している。
これらのヴィランとMCUスパイダーマンの直接対決を見ることをファンも楽しみにしているのだが、ひょっとするとすんなりとは実現しない可能性もあるということだ。
一方でSSUシリーズは『マダム・ウェブ』の予想以上の失敗から、一部では年内末公開の『クレイヴン・ザ・ハンター』の成績次第ではシリーズが終了するのではないかとの憶測も広まっている。
ソニーが今後の展望などを発表していないことも一因と思われるが、スパイダーマンの名を冠しながらも、スパイダーマンが登場していないだけに、シリーズがマーベル・スタジオとの関わり無しに自走できるとは、現段階では考えにくい。
そうなれば一度SSUで使用されたヴィランもMCUシリーズに参戦することは十分にあり得ることだろう。
トム・ホランド主演のスパイダーマンについては現在『スパイダーマン4』の製作が予定されていると言われており、着々と準備が進んでいることが海外メディアなどから伝えられている。
情報では2026年公開を目指しているとも言われているため、それまでの間にSSUシリーズがどうなっていくのかも注目をしておきたいところだ。
SSUシリーズ最新作の『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』は2024年11月1日、『クレイヴン・ザ・ハンター』は2024年12月13日日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】