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ソニー・ピクチャーズの新作マーベル映画として公開を予定している『モービウス』は、コミックに登場する吸血鬼のダークヒーローを実写化した作品で、予告編ではその醜悪ともいうべきビジュアルが解禁されており、今作への注目度も上がっている。
そんな今作の主人公であるマイケル・モービウスというキャラクターはヴィランなのか?それともヒーローなのか?
この点についてメガホンをとったダニエル・エスピノーサ監督が海外メディアのCBRについて話している。
マイケル・モービウスは今作にて血液の病気にかかっており、その治療のためにとった行動が彼を吸血鬼の超人にしたのだ。
その見た目は大きな牙や赤い目を持つビジュアルで、まさにモンスターとも言うべき姿となっている。
そんなモービウスであるが、監督によれば多くのマーベルキャラクターのなかで、利他的な人物であるとも明かされている。
モービウスは医者でもあることから、人々の命を救うことを使命として行動しているキャラクターだ。いわばヒーローとしての素質は十分。
そんな彼が自分と患者たちを助けるために、モンスターに姿を変えるというのは皮肉が効いている。
監督は最後に次のように続けた。
善人であるモービウスが、内なるモンスターの力に抵抗しながら、人々を救うためのその力を使わなければならない、、、まさにアメコミヒーローの王道とも言えるだろう。似たキャラクターだとブルース・バナー/ハルクが思い当たるが、モービウスがどのようにして吸血鬼としての自分とその運命を受け入れながら、ヒーローとして活躍するのか期待である。
『モービウス』は2022年4月1日に日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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