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※この記事には『モービウス』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
ソニー・ピクチャーズが展開するソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの最新作として公開された『モービウス』。
今作はMCUシリーズの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の直後に公開された最初のスパイダーマン関連の作品となっているため、2つの作品の関連性にも注目度が集まっていた。
元々この二作品は公開順が逆で、先に『モービウス』の公開が計画されたいた。
この点の影響について『モービウス』でメガホンを取ったダニエル・エスピノーザ監督は海外メディアのUproxxに対してコメントをしてくれた。
※この記事には『モービウス』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
ダニエル・エスピノーザ監督は『モービウス』のポストクレジットシーンにあった、『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したマイケル・キートン演じるエイドリアン・トゥームス/ヴァルチャーのシーンが予告編からカットされ、新しいシーンになったことについて話している。
結果的にヴァルチャーが『モービウス』の世界に現れたのは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でのドクターストレンジの呪文のミスによって引き起こされた、マルチバースの交わりが原因だった。MCU世界にはピーター・パーカーがスパイダーマンであることを知る人物が転送されてしまったが、元々MCU世界にいたヴァルチャーは逆にソニーのマーベル世界に飛ばされていた。
こういった異なるスタジオが製作するマーベル映画のユニバースがクロスオーバーすることについても監督は触れており、このアイディアがソニーから来たものであることを明かしている。
数年前にソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー社がスパイダーマン映画の収益などを巡って一時的に関係が解消されることがあったが、後に新しい契約を結ぶことによって現在の関係になっている。
その時点で今回のMCUシリーズとSSUシリーズの2つのマーベル世界がクロスオーバーすることが計画されたと推測されており、事実、当時は「スパイダーマンが複数のユニバースを交差する」というコメントもあったため、数年かがりで2つのユニバースの交差が描かれていくと考えられている。
こういったアイディアも元々はソニー側の提案であると監督は明かしているため、おそらく基本的にはソニー側主導でスパイダーマンのユニバース展開をしていくのではないかと思われる。
果たしてスパイダーマンの世界はどこまで広がることになるのだろうか?ちなみに監督は『スパイダーバース』のマイルス・モラレスもMCUシリーズに参戦することを示唆しているので、ソニー側の計画がどのようなものになっているか楽しみだ。
『モービウス』は2022年4月1日より日本でも劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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