『モービウス』はどこのユニバースの作品なのか? ー 監督が明確な回答を示す

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ソニー・ピクチャーズが展開しているソニーズ・スパイダーマン・ユニバースシリーズ最新作『モービウス』はまもなく公開が迫っている。

今作の予告編は様々なユニバースに関係するキャラクターや小ネタが仕込まれていることで、ファンの間ではこのモービウスがどこのユニバースに存在しているのかと長い間議論の的となっていた。

その疑問点について『モービウス』のダニエル・エスピノーサ監督は海外メディアのCinemaBlendのインタビューにて回答を示してくれた。

モービウスはヴェノムと同じ宇宙に住んでいます。これは、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の終わりでヴェノムたちが出ていったユニバースであり、「スパイダーマン:ノーウェイホーム」の終わりで戻ってきたユニバースです。』

ここで初めてモービウスとエディやヴェノムが同じ世界に住むキャラクターであることが明らかになった。
そのため今作の予告にてモービウスがジョークで「I am Venom」と言った理由も、彼がヴェノムのことを知っていたためではないかと推測することができる。

一方で完全に疑問が晴れたわけではない。

予告編には他にもスパイダーマンのポスターや、マイケル・キートンが演じるヴァルチャーらしき人物も登場している。このことについてなにかを匂わせた発言をしている。

CinemaBlend:『では、ヴェノムの宇宙にはどのスパイダーマンが存在しますか?
エスピノーサ監督『ファンがすぐに答えを見つけるだろうというのは私の見解です。』

スパイダーマンがヴェノムの世界にいるかどうかについては明言を避けた。

現状の公開された作品から考えるとエディ自信もスパイダーマンのことを知らなかったため、おそらくはまだ存在していないだろう。

一方でヴェノム、というよりシンビオートたちは別のユニバースに存在するシンビオートとも記憶を共有しているようで、ヴェノム自信はトム・ホランド演じるスパイダーマンのことを知っていたことが、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のなかでわかっている。

結果的には二人が共演することはなかったが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストで、強制的に元の世界に帰らされたエディとヴェノムは、その場にシンビオートのかけらを残していってしまった。そのためMCU世界においてもスパイダーマンとシンビオートの絡みが見れるのでは無いかと推測されている。

マイケル・キートン演じるヴァルチャーに関しては、なぜモービウスやヴェノムの世界にいるのかはわからないが、おそらく映画のなかでその回答が示されるのではないかとも予想される。

いずれにしてもソニーズ・スパイダーマン・ユニバースはいまのところ一つの世界を舞台にした作品ということになる。今後公開される『クレイヴン・ザ・ハンター』や『マダムウェブ』などについてもどうなっていくのか注目だ。

『モービウス』は2022年4月1日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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