パニッシャー役俳優、当初は『デアデビル:ボーン・アゲイン』出演を断っていた ー 特別ドラマにも言及

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マーベル・スタジオ制作のドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』では、ジョン・バーンサル演じるフランク・キャッスル/パニッシャーがNetflix版から引き続き登場し、ファン待望の復活を果たしている。

本作は当初、Netflix版『デアデビル』との繋がりを意識せずに制作が進んでいたことが話題になっていたが、最近ジョン・バーンサルが海外メディアのインタビューで、初期の段階では『ボーン・アゲイン』への出演を断っていたことを明かした。

うまくいくのかどうか見ようと思っていました。フランクがフランクらしく受け入れられるかどうか、視聴者にも理解が難しい心理的な複雑性や、可愛らしさやユーモアなども一切ない、本気でパニッシャーに取り組む勇気と大胆さを持つほどのダークさがあるかどうか見極めようとしました。結果的に私はそれがあるとは思わなかったし、彼らが求めるフランクは私にはまったく意味のあるものではなく、ファンの興味も引くことはないし、矛盾していると思いました。本当にやりたいことではなかったので、諦めなければならないと思ったよ。”

初期の『ボーン・アゲイン』にはパニッシャーの登場が予定されていたものの、キャラクターの描かれ方がジョン・バーンサルが思い描くパニッシャー像とかけ離れていたため、出演を断る決断をしたという。

その後、本作にはNetflix版にも関わっていたダリオ・スカルダパン氏が参加し、大幅なテコ入れが行われ、過去のドラマとの繋がりが明確になった。ジョン・バーンサルもスカルダパン氏の起用を受けて制作側と話し合いの場を持つことができたと振り返る。

結果として、Netflix版と変わらぬフランク・キャッスルが『ボーン・アゲイン』に戻り、デアデビルとの共演を果たすこととなった。

さらに、パニッシャーを主人公としたスペシャルドラマの制作も決定し、ジョン・バーンサルが主演だけでなく制作にも参加することが決まっている。彼はこの作品についても語った。

“私は本当にこの仕事をやってみたいし、本当に良いものにしたい。私たちが描いたストーリーは、本当に特別なものだと思います。それは、視聴者に背を向け続けるフランクの、本能的で、心理的にも複雑で、容赦なく、一切の制限もないバージョンなんです。そしてこれは簡単なことではなく、暴力には代償が伴います。私たちはその代償を見ることになります。彼らが私を本当に行きたい場所に行かせてくれることに感謝しています。”

パニッシャーは家族をギャングに殺害されたことをきっかけに、すべての犯罪者を粛清する過激な活動を行ってきた。犯罪者に対して更生の可能性を見出し、法の裁きに委ねるデアデビルとは大きく異なる考えを持っている。

ジョン・バーンサルは「暴力には代償が伴う」と言及しており、新たなドラマでフランク・キャッスルがどのような運命を迎えるのか注目したい。

パニッシャーが登場する『デアデビル:ボーン・アゲイン』はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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